クレジットカードを選ぶ際、多くの場合は年会費や還元率等を重視しますよね。ですが、一部のカードには独自の特典も用意されているので、そちらをチェックすることも大切です。
例えば、一部のカードでは証券口座で使うことも可能です。マネックス証券ではマネックスカードが発行されていますが、こちらは証券口座の使い勝手自体が向上するサービスも提供されていますね。
今回は、マネックスカードについて考察していきましょう。
サービス概要
マネックスカードとは、マネックス証券との提携でアプラスが発行するクレジットカードのことです。支払いに使うと決済会社から立替払いが行われ、料金は後に利用者へ請求されます。
カードを発行する場合、20歳以上の方であれば申込可能です。また、申込の際は事前にマネックス証券の口座開設が必要なので、まだ口座をお持ちでない場合はそちらもご用意くださいね。
証券口座を開設する際は、
マイナンバーカード/通知カードの提示が必要です。
まずは、マネックスカードの基本的なサービス概要を見ていきましょう。
サービス概要 | 摘要 | |
---|---|---|
発行会社 | アプラス | |
提携会社 | マネックス証券 | |
国際ブランド | JCB | |
電子マネー | QUIC Pay | Apple Pay |
年会費 | 500円+税 | 初年度無料 |
前年度の決済歴有で無料 | ||
ETCカード年会費 | 無料 | 発行手数料1,000円+税 |
為替手数料 | 1.60% | |
還元率 | 1% | |
還元方法 | マネックスポイント | |
3Dセキュア | パスワード認証 | |
補償 | 不正利用補償 | 発生から60日以内の申請 |
優待 | マネックスのサービス | 投資信託の購入で1.1%還元 |
即時出金手数料キャッシュバック |
マネックスカードの利用履歴確認や各種設定・申請が必要な場合、アプラスのウェブサービス「NETstation*APLUS」を利用します。こちらは3Dセキュア認証にも必要なサービスなので、発行した際は必ずチェックしましょう。
書面の明細書は基本的に郵送されないので、
こちらのサービスはこまめにチェックしましょう。
マネックスポイント
マネックスポイントとは、マネックス証券で提供されている独自ポイントサービスのことです。マネックスカードの還元対象もマネックスポイントであり、通常は決済金額100円につき1ポイントが付与されます。
ポイントは概ね1ポイント=1円の価値を持ち、株式売買時の手数料に充当することが可能です。他にも共通ポイントへの交換や寄付等に使うことが可能なので、お好きな用途にご利用ください。
Coincheckの取引口座をお持ちであれば、
暗号資産に交換することも可能です。
ポイントの有効期限は、取得から翌々年の3月末までとなっています。最長で3年と長めの有効期限ですが、機会があれば早めに使ってしまいましょう。
マネックス証券の優待
マネックス証券ではマネックスカードを使うことが可能であり、投資信託の積立サービスで支払いに設定出来ます。普通に投資信託を購入するよりもお得なので、中々重宝するサービスですね。
また、投資信託に利用した際は通常のポイント還元に加えて、1,000円につき1ポイントが追加で付与されます。合計で1.1%還元と高い還元率を持つカードであり、他社の同様のサービスと比較しても優れています。
マネックスカードで投資信託を行う場合、
月間5万円(NISAの場合は33,333円)が上限です。
また、マネックスカードを契約されている場合、マネックスの即時出金サービスの手数料が5回までキャッシュバックされます。1回300円+税の手数料が実質的に無料化するので、証券口座の使い勝手を向上させたい場合にも重宝しますね。
セキュリティ
発行元のアプラスでは独自のセキュリティシステムを導入しており、カードの取引を常に監視しています。もし不審な取引が検知された場合は決済が停止され、本人によるものであるか否かの確認が行われるので安心ですね。
それでも不正利用に遭ってしまった場合、その被害はアプラスカード会員規約第13条によって補償されます。必要であれば管轄の警察組織に被害届を提出した上で、発生から60日以内に所定の申請を行いましょう。
カードの紛失・盗難や不正利用の申請を行った際、マネックスカードの機能が無効化されます。その後は再発行の申請が必要ですが、再発行手数料として800円+税が発生することを覚えておきましょう。
カードの不正利用を発生させないためには、
信頼性の高い加盟店のみでカードを使うことも有効です。
マネックスカードの使い方
マネックスカードは通常でも1%の還元率を持ち、年会費も簡単に無料化することが可能です。そのままでも十分に便利なカードではあるので、普段使いのカードとしても使えそうですね。
ですが、折角マネックスカードを発行するのであれば投資信託で使った方が良いでしょうね。こちらであれば還元率が非常に高いカードとして評価出来るので、積極的に使いましょう。
用途をマネックス証券に限定して、
完全に投資用カードとして利用しても良いですね。
もしマネックスカードを普段のお買い物等で利用したい場合は、コード決済サービス等のご利用をおススメします。これであればカード情報が盗まれる心配が無いので、安心して支払いを行うことが出来ますよ。
まとめ
マネックスカードはマネックス証券で使うことが可能であり、投資信託をお得に購入出来るので重宝しますね。勿論普段使いでも便利なカードですが、折角発行するのであれば投資を中心に利用したいですね。
また、即時出金サービス手数料のキャッシュバックも嬉しいサービスですね。マネックス証券自体の使い勝手も大きく向上するカードなので、もし口座をお持ちの方であれば発行してみましょう。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
よろしければ他の記事もご覧ください。
コメント