Yahoo! JAPANカード(ヤフーカード)に関する記録

クレジットカード

2021年12月1日より、PayPayカード株式会社はPayPayカードの新規発行を開始しました。これはヤフーカードの後継としてのサービスでもあるため、現在ではヤフーカードの新規発行を終了しています。

現在でもカードを利用することは可能ですが、2022年4月から順次カードの切替えが行われます。これからはヤフーカードを使い続けることが出来ないので、ポイント移行等必要な申請を済ませてくださいね。

ヤフーカードはポータルサイトのYahoo!で提供されたクレジットカードサービスであり、お得なカードとしても注目されていましたね。こちらの記事は記録として残すので、1つの読み物としてお楽しみください。

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サービス概要

ヤフーカードとは、PayPayカード株式会社が提供するクレジットカードサービスのことです。国際ブランドを利用した後払いによる決済が可能であり、決済料金は後日請求されます。

カノケイト
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カードの正式名称は「Yahoo! JAPANカード」なのですが、

愛称としてヤフーカードという名称が使われていますね。

カードの新規発行は現在終了していますが、18歳以上且つ高校生でない方であれば申込可能でした。申込にはYahoo!JAPAN IDが必要であり、還元されたTポイントはYahoo!JAPAN IDと紐付けられました。

まずは、ヤフーカードの基本的なサービスを見ていきましょう。

サービス概要適用
提供会社PayPayカード
ブランドVISA
Mastercard
JCB
電子マネーTマネーVISAでは利用不可
QUIC PayApple Pay
年会費無料
ETCカード
年会費
500円+税発行カード全てに発生する
家族カード
年会費
無料
為替手数料税込2.20%VISA
Mastercard
税込1.6%JCB
還元率100円につき1ポイント
還元方法Tポイント
3Dセキュアパスワード認証家族カードは利用不可
補償総合補償サービス名称は「プラチナ補償」
初月以外月額490円+税
不正利用補償発生から60日以内の申請受理で補償
ショッピング保険損害発生から90日以内
の申請受理で補償
優待Yahoo!ショッピング及びLOHACO優待100円につき1ポイント追加
PayPayモールは対象外

カードの管理が必要な場合は、公式サイトからウェブサービスが提供されているのでそちらを利用しましょう。ただしJCBブランドで発行した場合は特殊で、ウェブサービスはJCB提供のMy JCBを利用します。

カノケイト
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ヤフーカードで3Dセキュア認証が必要なときは、

これらウェブサービスからの設定が必要です。

発行したヤフーカードについては、利用したYahoo!JAPAN IDにおけるYahoo!ウォレットの通常使うカードとして自動登録されます。設定を変更したい場合は、Yahoo!ウォレットの登録情報をチェックしてくださいね。

Tポイント

Tポイントとは、カルチュア・コンビニエンス・クラブが提供する共通ポイントサービスのことです。ヤフーカードの還元対象はTポイントとなっており、100円につき1ポイントが還元されますね。

Tポイントは日本国内における最も有名な共通ポイントサービスであり、様々な場面で通用することが最大の特徴ですね。ヤフーカードは比較的発行しやすいカードでもあるので、Tポイントが貯まるカードとしての使い勝手の良さが評価されていました。

カノケイト
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ヤフーカードはTカードとしての機能を持つカードなので、

そちらからポイントを貯めたり使ったりすることも可能です。

Tポイントの使い道としては、ウエルシア薬局というドラッグストアが有名ですね。特に毎月20日ではTポイントを1.5倍の価値として使えるキャンペーンが開催され、こちらでTポイントを使うための活動は「ウェル活」として親しまれています。

Tマネー

Tマネーとは、株式会社Tマネーから提供されている電子マネーサービスのことです。裏面にTマネーのロゴマークが付いているカードで利用可能なサービスであり、Tカード機能によって支払いを行います。

Tマネーでは独自の還元サービスが提供されており、決済金額に対して500円につき1Tポイントが付与されます。還元率としては0.2%ですが、各種キャンペーンと併用することでお得にお買い物をすることも可能ですよ。

カノケイト
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例えばウエルシアのチャージキャンペーンに参加することで、

TマネーとTポイントを有効活用することが可能ですね。

ヤフーカードでもTマネーが提供されており、クレジットカード機能を利用してチャージすることも可能となっています。更に、モバイルTカードを利用している方であれば、おサイフケータイからTマネーを利用することも可能です。

Tマネーでは電子マネーiD及びMastercardコンタクトレス(Apple Pay)と提携しており、アプリに登録することで非接触決済が可能です。利用可能な金額は月間10万円までですが、カードの利便性を向上させることが出来ますね。

ただし、VISAブランドで発行されたヤフーカードにはTマネー機能が提供されていません。これはVISA側の規約が理由らしく、Tマネー機能を利用したい場合はVISA以外のブランドでなければなりません。

PayPay

PayPayとは、PayPay株式会社が提供する決済サービスのことです。QRコードを利用した決済サービスとして、日本国内では非常に有名なサービスですね。

PayPayはブランドカードによるチャージが制限されていますが、ヤフーカードでのチャージは可能となっていました。ただし、PayPayへのチャージ金額についてはポイント還元サービスが適用されません。

カノケイト
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特にお得というわけでもないので、

こちらの用途でカードを使う必要はありません。

ちなみに、PayPayはヤフーカードであれば国際ブランドに関係無く紐付けることが可能です。通常はVISAとMastercardに限定されていますが、ヤフーカードはJCBで発行しても問題ありませんでした。

Yahoo!サービスでの優待

ヤフーカードでは、Yahoo!ショッピングLOHACOでの優待サービスが提供されています。それぞれのサービスで利用すると、通常の還元ポイントに加えて1%分のPayPayボーナスが追加で還元されます。

更にYahoo!ショッピングでヤフーカードを利用すると、各種キャンペーンの適用対象となるので非常に便利ですね。特に、毎月で開催される5のつく日には重宝しそうです。

ただし、この優待はPayPayモールの商品には適用されません。評価の高いショップは大抵がPayPayモールへと移行してしまうこともあり、PayPayモールの開始以降は優待として使いにくい場面が増えていきましたね。

カノケイト
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Yahoo!ショッピングの優待はPayPayからも提供されているので、

カードの特典としては少々弱いかもしれません。

ヤフオク!での本人確認

ヤフオク!とは、Yahoo! JAPANで提供されているネットオークションサービスのことです。不要な物品を販売したい場合に活用すれば、生活をより便利にしてくれるサービスですね。

ヤフオク!で出品を行う際には本人確認が必要となるのですが、ヤフーカードを保持している場合は本人確認が不要となっています。ヤフオク!を使いやすくしてくれるサービスで、地味ながらありがたいですね。

プラチナ補償

ヤフーカードでは通常のショッピング補償の他に、有料の総合補償サービスが提供されていました。プラチナ補償というサービスで、月額として490円+税が必要です。

こちらはショッピング補償を始めとして、交通事故の保険や旅行保険も用意されていました。更には損害賠償が発生した際の補償や、スマホが破損した際の携帯キャリア補償サービス代を補填する等、様々なサービスが用意されていましたね。

カノケイト
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勿論、プラチナ補償は任意のサービスであり、

興味のある方のみが契約するものですね。

セキュリティ

PayPayカードでは決済状況を24時間体制でモニタリングしており、不正利用が疑われる決済については本人から確認が取れるまで保留されます。もし不正利用があったとしても、ここで止まる可能性が高いですね。

ヤフーカードが不正利用された場合、その損害はYahoo! JAPANカード会員規約第20条によって補償されます。必要になった際は管轄の警察組織に被害届を提出した上で、被害から60日以内且つ知ってから30日以内に所定の申請を行います。

カノケイト
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ヤフーカードの不正利用補償は基準が厳しめな様子で、

申請は必要な要件を全て満たした上で行う必要がありました。

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ヤフーカードの活用法

ヤフーカードの発行時には3種類のブランドを選択するのですが、Yahoo! JAPANのサービスを中心に利用するカードなのであまり悩む必要はありません。強いて挙げるのであれば、Tマネーが使えないVISAブランドは候補から外れそうですね。

ヤフーカードの優待で、注目するべきはYahoo!ショッピングの優待です。LOHACOについてはPayPayモールからも出品しているため、公式ショップで購入する必要はあまりありません。

Yahoo!ショッピングで利用する場合は、5のつく日等の還元率アップを狙うことが有効です。又は、欲しい商品が日替わりクーポンの対象であった場合も狙い目ですね。

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ヤフーカードの注意点

ヤフーカードではTマネーが使えますが、こちらは海外ではまず利用出来ません。海外ではNFC Payという国際ブランド付帯の非接触決済が普及していることが多く、カード自体にNFC Payが付帯していないヤフーカードは少々不便ですね。

カノケイト
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NFC Payは安全性を重視する場面でよく利用されており、

海外ではこちらでしか支払いが出来ないこともあるようです。

iOS端末であればApple Payが使えるので、そちらに登録すれば支払い可能かもしれません。逆にAndroid端末を利用している場合は、海外で使うことを諦めた方が良さそうですね。

また、ヤフーカードでは有料サービスを利用しなければ旅行保険が付帯されません。他社のクレジットカードでは通常のサービスとして旅行保険が付帯されていることも多いので、旅行目的でヤフーカードを利用する気にはなれませんよね。

そのため、ヤフーカードは海外旅行での利用に向いていません。海外旅行によく行く方であれば、他のクレジットカードを使った方が便利かもしれませんね。

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PayPayカードへの移行

ヤフーカードはPayPayカードの発行開始に伴い、2021年11月30日に新規発行を終了しました。ヤフーカードを今まで通り使うことは可能ですが、2022年4月以降に順次PayPayカードへの切替えが行われます。

サービスの大きな変更点としては、カードにNFC Payが付帯されていることが挙げられます。非接触決済が手軽に行えるようになったことをはじめとして、様々な面で利便性が大きく向上していますね。

PayPayカードというだけあって、還元対象もPayPayボーナスに変化しています。ただし、Tポイントを活用されていた方にとっては、ヤフーカードの方が使いやすいかもしれませんね。

カノケイト
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ヤフーカードは比較的審査に通りやすいカードであったため、

Tポイントの手軽な高還元カードとして人気がありましたね。

PayPayカードに興味があれば、期日前に任意の切替え申請を行うことも可能です。ただし、ヤフーカードの契約歴がある方の場合は、PayPayカードの新規発行キャンペーンには参加出来ません。

また、ヤフーカードを契約中の場合はPayPayカードの新規発行を申請することが出来ません。もしポイントサイトを経由してPayPayカードを発行したい場合、カードを1度解約してから申請しましょう。

ヤフーカードで貯まっていたTポイントについては、切替えと同時に失効してしまうので注意が必要です。残っているTポイントは何らかの用途で使い切ってしまうか、Tポイントの移行手続きを行いましょう。

カノケイト
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Tマネー残高を移行することは出来ないので、

ヤフーカードで使い切るようにしてくださいね。

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まとめ

ヤフーカードはTポイントの還元カードとして人気のあったサービスであり、Yahoo!JAPANの各種サービスでも便利に使えますね。TカードとしてはTカードPrimeのような高還元カードに隠れがちですが、発行のしやすさから一定の需要がありました。

サービスはPayPayカードに移行してしまいましたが、そちらのサービス展開にも期待しましょう。PayPayカードは伸び代を感じさせるサービスなので、しっかりとチェックしたいですね。

カノケイト
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ここまでご覧いただきありがとうございます。

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