共通ポイントのPontaは独特な用途を持つサービスであり、お得なポイントの1つとして様々な方に活用されています。KDDIの傘下となった現在ではau PAYでも活用されており、より様々な場面でお得に貯まるようになりましたね。
au PAYではブランドプリペイドカードも提供されており、普段のお買い物で手軽にカード払いが出来るようになります。また、現在では各種決済サービスを活用する上でかなり重要なサービスとしても認識されており、様々な場面で活躍する1枚となっていますよ。
今回は、au PAYプリペイドカードについて考察していきましょう。
サービス概要
引用元:https://www.au.com/payment/prepaid/
au PAYプリペイドカードとは、KDDIが提供するブランドプリペイドカードサービスのことです。主にMastercardブランドによる決済が可能であり、支払いにはau PAYの残高をそのまま利用します。
現在ではICチップ付帯のナンバーレスカードとしてリニューアルされている他、au PAYアプリ上で利用可能なバーチャルカードとしても提供されています。Android端末をご利用の方であればリアルカードを発行したいところですが、機能自体に変化は無いので基本的にはお好きなカードを選択しましょう。

かつては「au Walletプリペイドカード」として提供されていましたが、
コード決済サービスの提供と共に現在の名称へと変更されました。
カードの発行にはau IDの取得が必要となり、その上でKDDIの携帯回線やauひかりの契約があれば申込可能です。auユーザー以外ではauじぶん銀行の口座を開設している方や、au PAYアプリで本人確認を済ませた方であれば発行出来ますよ。
カードの発行にあたって年齢制限等は特に設定されていませんが、au PAYアプリによる本人確認手段としてはマイナンバーカード(読み取り)と運転免許証(撮影)の2種類が用意されています。15歳未満の方ではそれらの利用が難しいはずなので、もしその状況で本人確認が必要な場合はauじぶん銀行口座との連携を活用しましょう。
まずは、au PAYプリペイドカードの基本的なサービスを見ていきましょう。
| サービス概要 | 適用 | |
|---|---|---|
| 発行会社 | KDDI | |
| ブランド | Mastercard | |
| 電子マネー | NFC Pay | Mastercardタッチ決済 |
| QUIC Pay+ | Apple Pay | |
| WebMoney | 2026年3月31日付で終了 | |
| ICカード | 有 | |
| 発行手数料 | 無料 | バーチャルカード |
| 600円 | 手数料分の還元施策あり | |
| 年会費 | 無料 | |
| 海外手数料 | 4% | |
| チャージ方法 | ローソン店頭 | |
| ローソン/セブン銀行ATM | ||
| au PAYのチャージ方法 | ローソン/セブン銀行ATM | |
| 銀行口座 | ||
| ブランドカード | ||
| 電話料金合算 | ||
| au PAYギフトカード | ||
| Ponta | ||
| ローンチャージ | ||
| チャージ手数料 | 無料 | |
| 還元率 | 0.5% | |
| 還元方法 | Ponta | |
| 3Dセキュア | メール認証 | ワンタイムパスワード |
| セキュリティ | 決済一時停止/再開設定 | |
| 補償 | 不正利用補償 | 発生から90日以内且つ 知ってから30日以内の申請 |
| 優待 | – |
au PAYプリペイドカードのチャージや各種設定等の管理にはau PAYアプリを利用しますが、一部はau PAY専用サイトでも可能なので必要な方はブックマークしておきましょう。3Dセキュア認証が必要な場合にも事前の設定が必要なので、予めアプリの設定をチェックしてくださいね。
リアルカードの発行には税込600円の手数料が発生しますが、現在では発行から6か月以内に5万円分以上利用すると手数料分がキャッシュバックされる施策が実施されています。これによって発行手数料が実質無料化しているので、リアルカードはある程度気軽に発行することが出来そうですね。

au PAYプリペイドカードは便利な決済サービスですが、
その性質から一部の加盟店では使えないこともあります。
利用が制限されている加盟店としては、主に電話料金やネット回線料金・公共料金・ガソリンスタンドや高速道路・機内販売等が挙げられます。他にも一部のサブスクリプションサービスや決済サービスを始めとして、運営が指定する利用不可加盟店もあるのでこちらも一度チェックしてくださいね。
また、加盟店側がブランドプリペイドカード自体を拒否している場合も利用出来ない他、カードを利用出来る決済金額は11円以上と決められています。あまりに少額のお買い物をするとカードが使えないことがあるため、ネットショッピングでポイントと併用する場合等では少し注意しましょう。
チャージ方法

au PAYプリペイドカードの残高はau PAYと共有されており、チャージ方法としてはau PAYのものがそのまま利用可能です。また、こちらではリアルカードを発行している場合、それを用いたローソン店頭でのチャージ方法も用意されていますよ。
ローソン店頭チャージでは1,000円~4万5,000円の範囲で、且つ1円単位でのチャージを受付けています。こちらの方法ではその性質上硬貨を用いたチャージも可能なので、細かなお金をまとめたい場合にも地味に重宝しますよ。
チャージに利用可能なブランドカードとしては主にMastercard・American Expressの2ブランドが対応している他、指定のカード発行元であればVISA・JCBブランドでのチャージも可能です。au PAY残高へチャージする場合には基本的にMastercardブランドが便利なので、チャージ用カードはこちらを中心に選択してみましょう。

au PAYは一部のブランドプリペイドカードでもチャージ出来るので、
チャージでポイントの多重取りを狙ってみるのも良いですね。
ちなみに、au PAYでは本人確認の有無やチャージ方法によって残高の区分が分かれており、ブランドカード・電話料金合算・ギフトカードでチャージした分は全て「au PAYマネーライト」として扱われます。こちらは支払いであれば問題無く利用出来ますが、送金や出金には対応していないのでチャージのし過ぎに注意しましょう。
Ponta

Pontaとは、ロイヤリティ マーケティングが提供する共通ポイントサービスのことです。au PAYプリペイドカードではPontaが還元対象となっており、決済金額200円につき1ポイントが付与されますね。
Pontaは基本的に1ポイント=1円の価値としてお買い物等で使える他、au PAYでは100ポイント単位でチャージ方法として使うことも可能です。ポイントチャージは100ポイント単位で申請可能で、月間2万円が上限として設定されています。

他にPontaを有効活用するための用途としては、
ローソンの「お試し引換券」がおススメですよ。
また、au PAYプリペイドカードは一部決済サービスへのチャージにも利用可能ですが、そちらは基本的にPontaの還元対象外に指定されています。ただし、例えポイントが還元されないとしてもチャージルートとして単純に便利な組み合わせも数多く存在するので、ポイント還元を気にせずそのまま使うのもおススメですよ。
還元対象外の決済サービス(2024年2月現在)
- モバイルSuica
- モバイルPASMO
- モバイルICOCA
- nanaco
- WAON
- Revolut
- ANA Pay
- B/43
WebMoney

WebMoneyとは、KDDIが提供するネット型電子マネーのことです。ギフト券などの券面に記載されたパスワードをネット上で入力することが主な使い方で、パスワードに紐付けられた残高の分で支払いを行います。
au PAYプリペイドカードの場合は、カード裏面のパスワードを利用することでWebMoney決済が行えます。こちらの支払いにもau PAY残高を利用し、決済金額は残高からそのまま引落しされます。

WebMoney単体としての残高を必要としないので、
ギフト券タイプよりも使い勝手が良いですね。
もしWebMoneyでの支払いが必要になった場面では、この機能を利用しましょう。
セキュリティ

au PAYプリペイドカードでは決済の一時停止設定が可能であり、利用するとカードによる支払いが行えなくなります。不正利用を未然に防ぐことが出来るため、カードを使わない時はこちらを設定しておきましょう。

カードの不正利用を未然に防ぎたい場合には、
チャージ金額を最小限に留めることも1つの手ですよ。
もし不正利用が発生してしまった場合は、au PAYプリペイドカード特約第23条によって被害が補償されます。必要な場合は管轄の警察組織に被害届を提出した上で、発生から90日以内且つ知ってから30日以内に所定の申請を行いましょう。
au PAYプリペイドカードの活用法

au PAYプリペイドカードの活用法を考える場合、まずはau PAY残高へのチャージ方法を工夫してみましょう。より還元率が高くなる方法であればお得な支払いに繋がるので、ここはブランドカードを使いたいところですね。
au PAY残高のチャージ用カードとしては、例えば住信SBIネット銀行(通常の支店)で提供されている「デビットカード Point+」(最大2%還元)が魅力的ですね。他には同銀行の提携支店「V NEOBANK」で提供されている「V NEOBANKデビット+」(常時1.5%還元)も強力なので、迷ったらそれらを利用すれば間違いありません。

チャージの際にJAL Payを経由してポイント多重取りを狙うことも可能ですが、
現在ではそちらでau PAYへチャージしても0.1%しか還元されなくなりました。
現在のau PAYプリペイドカードはICカード化している他、それに伴ってカード単体での非接触決済(Mastercardタッチ決済)にも対応しています。そのため実店舗のお買い物でも便利に使えますが、ここから更に一部の他社決済サービスへチャージして使う方法も存在しますよ。
他社決済サービスのほとんどは現在還元対象外に指定されていますが、それでもチャージさえ可能であれば活用の機会はいくらでもあるはずです。iPhoneのウォレットアプリに登録すればApple Pay経由でANA Payへのチャージも手軽に出来る他、nanacoやWAONへチャージすれば払込票等での支払いにはかなり重宝しそうですね。
スマホの機種に囚われずにカードを活用したい場合、現在ではカードチャージ手数料が完全無料化した「VポイントPay」もおススメです。こちらは通常でも0.5%のVポイント還元がある他、セブンイレブンでの10%還元特典もあるので何かと重宝しそうですね。
ちなみに、VポイントPayを三井住友銀行の「Oliveフレキシブルペイ」に連携し、そちらを「ポイント払いモード」に設定すればリアルカード払いも可能となります。また、VポイントPayはモバイルSuicaのチャージに使える上にポイント還元も適用される様子なので、よりお得且つ使い道を広げたい場合にもこのルートがおススメですよ。
au PAYプリペイドカードの注意点

au PAYプリペイドカードの規約では不正利用補償が明文化されておりますが、その規約を見ると条件が厳しめに指定されています。そのため、不正利用を当てにしてセキュリティを疎かにすると危険なので覚えておきましょう。
au PAYプリペイドカードの不正利用補償は発生原因を基準としており、1つの原因から最初に発生した不正利用のみが補償対象となっています。同じ原因から発生した2回目以降の被害は補償対象外となるので、カードを使う際は不正利用自体が発生しないように対策しましょう。

カードを使わない時には決済を一時停止する等、
ご自身による不正利用対策は欠かさないでくださいね。
また、ブランドカードを海外加盟店で利用すると為替換算処理が行われますが、au PAYプリペイドカードではその手数料が決済金額の4%と高めに設定されています。これでは多少のポイント還元を受けたところで意味が無いので、海外での支払いには他のカードを利用した方が良さそうです。
他にも、au PAYプリペイドカードをiPhoneのウォレットアプリに登録する際、状況によっては本人確認方法としてSMS認証等を選択出来ないことがあるようです。これはau IDの会員情報に携帯電話番号を追加したり、メールアドレスのログイン設定をする等で改善する例が見受けられる様子ですが、それでも解決しないこともあるので現状では原因不明と言わざるを得ません。

電話をかけて本人確認をすると意外と手間がかかる上に、
結構な通話料が発生するらしいので避けて通りたい道ですね。
これからのau PAYプリペイドカードに期待すること

au PAYプリペイドカードは様々な場面で活用出来るだけでなく、現在でも機能強化が図られている期待の大きい1枚です。現在ではICカード化とそれに伴う非接触決済への対応の他、バーチャルカードの対応や発行条件の緩和で誰でも活用しやすくなりましたね。
ただし、こちらのカードはiPhoneの方が概ね使いやすいサービスとなっており、Android端末ではGoogle Payに対応していないところが少々ネックになっています。もし今後も更なる機能強化が図られるのであれば、ぜひGoogle Payでも使えるようになって欲しいところです。
まとめ
au PAYプリペイドカードはその名の通りau PAYと強く関連した決済サービスであり、Pontaがお得に還元されるサービスの1つです。ブランドカードを使えばチャージもお得に出来る他、使える場面も多いので発行すればかなり重宝しますよ。
現在ではICカード化とバーチャルカード化に対応している他、KDDIの各種サービスを利用していなくても発行可能になりました。まさに誰でも利用しやすいサービスとなったことで、今後も更なる展開に期待して行きたいですね。
au PAYプリペイドカードに興味があれば、まずは公式サイトの情報をチェックしてみてくださいね。

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