dカードプリペイドの考察!dポイントと特約店を活用しよう

ブランドプリペイドカード

dポイントは貯めやすく、使いやすいので人気の共通ポイントサービスです。そのdポイントをたくさん貯めたときは、有効な使い方があれば嬉しいですよね。

dポイントを活用するための方法としては、dカードプリペイドが選択肢の1つに入ります。お得な決済手段としても重宝するカードなので、多くの方が活用出来るサービスですよ。

今回は、dカードプリペイドについて考察していきましょう。

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サービス概要

dカードプリペイドとは、NTTドコモとの提携によって三井住友カードが発行するブランドプリペイドカードのことです。チャージした残高によってMastercard又はiD決済が行える他、カード裏面にはdポイントカード機能を備えています。

カードはdアカウントを所持している方で、12歳以上且つ小学生で無ければ誰でも発行可能です。通常の本人確認は本人限定郵便を利用して行いますが、ドコモ回線利用者の場合は本人確認が不要なので簡易書留で発送されます。

カノケイト
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定期的に発行時の残高プレゼントキャンペーンが開催されているので、

余裕があればこちらを狙ってお得に発行してみましょう。

まずは、dカードプリペイドの基本的なサービスを見ていきましょう。

サービス概要摘要
発行会社三井住友カード
提供会社NTTドコモ
ブランドMastercard
ICカード-
電子マネーiDプリペイドタイプ
NFC PayApple Payのみ
発行手数料無料ドコモ回線利用者
発行186円+税無料措置あり
発送408円+税
年会費無料
為替手数料4.7%
残高上限30万円
残高有効期限カードの更新がされないとき期限1年前~期限前月25日の利用無し
チャージ方法dポイント通常ポイント
電話料金合算ドコモ回線利用者
ブランドカードVISA
Mastercard
銀行口座ネットバンキング
ローソン店頭
セブン銀行ATM
チャージ手数料無料
186円+税銀行口座
VJAグループ以外
の発行カード
チャージ上限1,000円以上1,000円単位セブン銀行ATM
1,000円以上1,000円単位
1回4万9千円まで
ローソン店頭
500円以上1円単位
月1万円まで
dポイント
500円以上1円単位
1回5万円まで
上記以外
還元率200円につき1ポイント1決済毎に算定
還元方法dポイント
3Dセキュアメール認証決済時に選択
SMS認証
利用制限決済一時停止/再開設定
補償不正利用補償発生から60日以内且つ
知ってから30日以内に申請
優待dカード特約店の一部

発行したdカードプリペイドについて、各種設定や利用履歴の確認等はマイページから行います。マイページへのログインには発行時に利用したdアカウントを利用する他、ログイン毎に生年月日の認証が必要です。

また、発行したばかりのカードはポイント設定がされていません。発行してから直ぐに、ご自身でdポイントクラブとの紐付けを行いましょう。

カノケイト
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カードの紐付けが終わったら、

チャージをして決済の準備です。

dカードプリペイドでは3Dセキュア認証が可能であり、対象加盟店ではワンタイムパスワードを入力することで登録や決済が行えます。ワンタイムパスワードの受信方法には登録メールアドレスとSMSがあるので、決済時に使いやすい方法を選択しましょう。

ネット決済を利用する場合は、名義を「PREPAID MEMBER」として入力してくださいね。記入欄の姓と名が分かれている場合は、名にPREPAID、姓にMEMBERと入力しましょう。

チャージ方法

dカードプリペイドへのチャージ方法としては、ネット上からはdポイント・銀行振込・ドコモ電話料金合算・ブランドカードが用意されています。また、ローソンの店頭セブン銀行ATMを利用することで現金を用いたチャージも可能です。

dポイントチャージは通常ポイントのみが使え、1回500ポイント以上、月1万ポイントまでチャージ可能です。一見便利そうですが、こちらはNTTドコモのspモード回線又はahamoプランで接続しなければ利用出来ないサービスなので覚えておきましょう。

ブランドカードチャージの場合、VJAグループ発行カード又はdカード以外では手数料が発生します。ただし、手数料無料対象のカードは多くがポイント還元対象外となってしまいます。

カノケイト
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一定の条件を満たすカードであれば、

手数料無料且つポイント還元を受けることも可能です。

ちなみに、電話料金合算については、回線料金の支払い方法をdカード以外のブランドカードに指定していると利用出来ません。対してdカードはドコモ回線料金の支払いがポイント還元対象外に指定されており、電話料金合算にはあまりメリットがありませんね。

電子マネー

dカードプリペイドでは、Mastercard決済が使える他に電子マネーiDが付帯しています。加えてiOS端末利用者の場合は、Apple Payに登録することでNFC Payの「Mastercardコンタクトレス」が利用可能です。

iDやNFC Payは個別のチャージを行わずに利用可能な電子マネーであり、残高をそのまま利用して非接触決済を行います。勿論、こちらもポイント還元対象なので積極的に利用しましょう。

カノケイト
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dカードプリペイドのiDはデータ通信上の理由で、

一定の利用制限が指定されています。

実店舗での決済時に暗証番号を求められた場合は、申込時に設定した4桁のコードを入力しましょう。ちなみに、dカードプリペイドではMastercardとiDの暗証番号が共通となっています。

dカード特約店

dカード特約店とは、クレジットカードのdカードにおける会員優待サービスの一つです。特定の加盟店でdカードを利用して決済を行った場合に、通常のポイント還元に加えて追加のポイントが付与されます。

このdカード特約店ですが、dカードプリペイドにおいてもその一部が適用されます。dカードと比べると微々たるものですが、ブランドプリペイドカードで優待が適用されることは非常に珍しいですよね。

それでは、対象となる特約店を見ていきましょう。

dカードプリペイド特約店

特に目立つのがマツモトキヨシの優待で、実に2%の還元ポイントが追加されます。これは非常にお得であり、dポイントの使い道としても魅力的ですね。

カノケイト
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一部加盟店ではiDにも対応しており、

そちらも優待が適用されるようです。

dカードプリペイドを利用する場合は、dカード特約店を中心に選択しても良いかもしれませんね。

セキュリティ

発行元の三井住友カードは大手の決済企業であり、事業の規模もかなり大きいですよね。事業の運営に関するノウハウもかなり蓄積されていることが考えられるため、カードにも一定の信頼性がありそうです。

マイページ上ではカードの決済一時停止/再開設定が可能であり、カードを使っていない時に設定しておけば不正利用を未然に防ぐことに繋がります。決済上限については設定が不可能なものの、チャージをし過ぎなければ問題はありませんね。

それでも不正利用が発生してしまった場合は、三井住友プリペイド利用規約第17条によって損害が補償されます。必要な方は管轄の警察組織に被害届を提出した上で、発生から60日以内且つ知ってから30日以内に所定の申請を行いましょう。

カノケイト
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カードの再発行が必要な場合は、

こちらを参照してくださいね。

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dカードプリペイドの活用法

dカードプリペイドを利用する場合は、まずはチャージ方法を工夫しましょう。dポイントによるチャージは便利ですが、それが出来なければブランドカードが必要ですね。

ブランドチャージでは手数料負担が発生し、カードの還元率が0.5%も無ければ損をしてしまいます。そのため、チャージ手数料を抑える方法も考えなければなりませんね。

カノケイト
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dカードプリペイドは特約店が非常にお得ですが、

その他のお店でも便利に使えるカードですよ。

ブランドカードによるチャージ

ブランドカードを用いてチャージする場合、1度に限度額である5万円分のチャージを行うと手数料負担が抑えられます。還元率に換算すると約0.4%がマイナスになるので、利用するカードは1.5%還元以上のものがおススメです。

例えばエポスゴールドカードでは、年間100万円以上の決済で1万ポイントがプレゼントされます。通常のポイント還元率が0.5%なので、実質的に1.5%還元でチャージ可能ですね。

もしKyashのICカードを発行して持て余している方は、チャージの際に中継することで0.2%の還元率がプラスされるのでご活用ください。ただし、Kyashカードは月間還元対象が5万円分の決済までとなっていることに注意しましょう。

カノケイト
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お得にチャージすることが難しいカードですが、

一部では手数料無料とポイント還元の両立も可能です。

VJAグループの発行カードを利用する場合は、提携他社の独自のポイントが還元対象となっているものを選択しましょう。こちらであればチャージ手数料が無料な上に、カードのポイントが還元される可能性も残っています。

この条件に当てはまるカードとしては、Amazon Mastercard等が発行されていますね。ポイント還元率も1%と十分に高く、利用の都度でチャージを行いたい場合にも非常に重宝します。

実店舗での決済

dカードプリペイドでは特約店の利用が便利ですが、それ以外の実店舗で利用する場合は安全のために非接触決済をおススメします。磁気ストライプはスキミングによる情報流出の危険性が高く、不正利用の原因になり得ますからね。

モバイルSuicaにチャージしたい場合はApple Payから利用出来る上に、ポイントもしっかりと還元されるのでお得ですね。SuicaではJREポイントというポイントサービスも提供しているので、そちらへの登録も済ませておきましょう。

コード決済については、三井住友カードの方針によりほとんどが利用不可能となっています。ただしdカードプリペイドだけは特別で、d払いの引落し先として利用可能なのでこちらも使いましょう。

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d払いでの利用には多くの要望があり、

それに応える形で使えるようになったらしいですね。

ただし、d払いではdカード以外のブランドカードがポイント還元対象外に指定されています。また、dカードプリペイドを引落し先とした場合、一部を除きd払いのキャンペーンには参加出来ないことに注意しましょう。

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dカードプリペイドの注意点

セキュリティに不安がある

dカードプリペイドに付帯されているICチップはiD決済用のものだけで、Mastercard決済に利用するICチップは付帯されていません。実店舗でのMastercard決済には磁気ストライプを利用するため、スキミング被害が心配になってしまいますよね。

dカードプリペイドでは電子マネーiD等の非接触決済も利用可能なので、支払いではこちらを積極的に利用しましょう。また、コード決済のd払いを利用することも1つの手段として覚えておいてくださいね。

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以降の情報は発行初期から流れている話であり、

あくまで噂程度なのですが一応ご紹介します。

話によると、dカードプリペイドの決済番号は特定しやすいパターンで決定されており、そのパターンで総当たりすると比較的容易に不正利用が出来てしまうそうです。実際にこのようなシステムであるか否かは不明ですが、警戒するに越したことはありません。

dカードプリペイドを利用しないときは、必ずマイページから決済の一時停止を設定するようにしましょう。また、不正利用を防ぐには過度なチャージを行わないことも有効な手段なので意識するようにしてくださいね。

他の決済サービスとの相性が悪い

三井住友プリペイドカード全体の特徴として、決済サービスとの相性が悪いことが挙げられます。電子マネー等は勿論として、コード決済やウォレットサービスでは使えないことが多いですね。

dカードプリペイドもこの例に漏れず、d払いを除く多くのコード決済やウォレットサービスには登録することが出来ません。例えば、Revolutのチャージには使えないように指定されています。

dカードプリペイドについては、公式の案内が無いサービスは使用不可能と考えた方が良いかもしれません。現在利用可能なサービスであっても、いつか利用不可能となる可能性があることを考えておきましょう。

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これは手数料収益を効率良く上げるための方針と考えられ、

一部の例外を除いて変更されることはまず無いでしょうね。

ドコモ契約者でなければ使えないサービスが多い

dカードプリペイドではspモードを始めとしたドコモ回線契約を必要とするチャージ方法が多く、ドコモ回線以外の方にとっては少々使いにくいサービスとなっています。これはチャージに関するセキュリティ強化が理由となっているのですが、セキュリティが強すぎるように感じてしまいますよね。

特に、dポイントによるチャージはdカードプリペイド最大の魅力とも言えるサービスです。こちらが制限されてしまうと、カードの魅力が半減してしまいますよね。

為替手数料が非常に高額

大抵のブランドカードでは海外加盟店でも利用可能ですが、その際には為替換算処理に対しての手数料が発生します。dカードプリペイドも海外加盟店で利用可能ですが、その際の手数料は高額に設定されているので注意が必要です。

dカードプリペイドの為替手数料は、4.7%と非常に高く設定されています。ブランドプリペイドカードでは為替手数料が高めになる傾向にはあるのですが、それを考慮してもかなりの高額ですね。

そのため、dカードプリペイドを海外加盟店で利用することはおススメ出来ません。もし海外加盟店で決済を行いたいときは、他のブランドカードを選んだ方が良さそうですね。

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一部デビットカードでは外貨預金のシステムが利用可能であり、

格安の手数料で決済出来るのでそちらをご検討ください。

海外の決済でおススメなデビットカードとしては、Sony Bank WALLETミライノデビット(米ドルのみ)等が挙げられます。また20歳以上の方であれば、Revolutのデビットカードを利用すれば為替手数料の無料化も可能ですよ。

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これからのdカードプリペイドに期待すること

ICカードの発行

dカードプリペイドは非常に魅力的なサービスですが、カードにはMastercard決済用のICチップが付帯されていません。そのまま利用するには少々不安なので、ICカードへの切り替えをお願いしたいですね。

決済の安全性については非接触決済やd払いを利用することで対応可能ですが、それらが使えない店舗も多く存在します。それらのお店でも安心して使えるように、カードの不正利用に関しては最適な対策を取って欲しいですね。

dポイントチャージにおける契約縛りの緩和

現在のdポイントチャージについてはspモード契約を必要としており、一部の方のみが使える状態です。セキュリティを理由にした仕様ということですが、これを緩和して契約状態に関わらずチャージ可能にして欲しいですよね。

これはサービスのアピール要素としても大きく関わることであり、ドコモ契約者以外の方にとっては使い勝手への大きな悪影響を与えています。セキュリティの向上は勿論嬉しいことですが、それで使いにくくなっては本末転倒ですよね。

電話料金合算払いの条件

dカードプリペイドでは電話料金合算によるチャージも可能ですが、現状ではあまり活用しにくいのが正直なところです。利用条件が厳しい上にお得でも無いとなれば、ほとんどの方はこちらのサービスを使いません。

サービス自体はブランドプリペイドカードで事実上の後払いを実現するものなので、それなりに魅力のあるサービスと言えます。ですが、それは一定のお得さがあってこその魅力ですよね。

電話料金合算によるチャージ方法については、条件から携帯料金の支払い方法を外して欲しいです。折角便利に使えそうな機能なのに、お得さに欠けることで利用されないのはもったいないですからね。

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まとめ

dカードプリペイドは、dポイントをお得に使えることが特徴のカードです。ポイントチャージ分による支払いでもポイント還元を受けることが出来るため、dポイントの価値を更に高めてくれますね。

電子マネーとしてはiDが付帯しており、Apple Payやd払いも活用すれば様々なお店での支払いに重宝します。dカード特約店も非常にお得なので、お買い物ではそちらも活用していきましょう。

dカードプリペイドは様々な生活スタイルに合わせて使えるので、誰にでもおススメ出来る1枚です。特にドコモ回線を利用している方であれば、大活躍間違い無しなのでぜひ発行してみてくださいね。

カノケイト
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ここまでご覧いただきありがとうございます。

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