日本郵便の裏話!会社内部の極秘作業「再配コール」の闇

リーク

運送業者によって小包等が送られてきても、留守にしているとそれらを受け取ることが出来ません。置き配等の代替手段を利用していない場合は、当該運送業者に対して再配達の依頼をする必要がありますよね。

この再配達が必要な小包に関して、日本郵便には「再配コール」という極秘の作業が存在します。筆者は以前日本郵便に勤務していたことがあり、その情報を公益性のために一部公開しようと思います。

今回は、日本郵便の再配コールについてお話します。

スポンサーリンク

概要

再配コールとは、日本郵便のゆうパックが配達出来ずに持ち戻りした場合、受取人に対して再配達指定の催促を行う作業のことです。これは持ち戻りの翌日に行われ、作業はパートの内務職員が行います。

原則としては全てのゆうパックに対して再配コールを行うことになっていますが、これを行うことは勤務時間の制限から現実的ではありません。そのため、チルドやなまもの等の有効期限が近いものだけで済ませることもあります。

カノケイト
カノケイト

作業は当日の早番担当者のみが行うことが多く、

私が勤務していた郵便局では毎日2人だけで電話していました。

この作業は翌日以降も繰り返し行われ、受取人に繋がるまで電話をかけ続けます。基本的には1日1回ですが、他人の負担が分からない人間が上司になると繋がるまでかけるように強要が行われます。

また、再配コールを行うと必然的にクレーム対応まで行わなければなりません。持ち戻りに関することなのでクレームの発生確率も高くなり、作業者の精神は大きく消耗します。

再配コールはその労働内容や労働量、会社内部でのパワハラやモラハラの主要な原因になっています。日本郵便では配達員の労働環境が取り沙汰されることが多いですが、実はパート内務職員の方がブラック労働化しています。

カノケイト
カノケイト

ブラック企業問題の公表は第三者にとって個人の愚痴に近いことなので、

公益性を維持するために今回は言及を控えさせていただきます。

スポンサーリンク

日本郵便の「嘘」

以前、日本郵便を名乗る人間から不審な電話がかかり、荷受人の名前を聞き出そうとする事案が発生したことがありました。これ自体は非常に問題のあることで、詐欺の電話には気を付けなければなりませんね。

ですが、その際に日本郵便の広報が発した見解も非常に問題のあるものでした。再配コールの実態を無視して「郵便局からお客様へ電話をかけることはない」、「お客様のお名前や住所を尋ねることはない」等と主張したようです。

カノケイト
カノケイト

当時のネット掲示板等には反応が残っており、

実際に作業を行っている方からは呆れられていました。

実際には再配コールで転送を受付けることもあり、その場合は当然ながら転送先のお名前やご住所をお尋ねすることになります。つまり、日本郵便は現場の作業実態を全く認識しておらず、公共の場で堂々と嘘を吐いたことになりますね。

スポンサーリンク

再配コールから分かる配達員の実態

再配コールはお客様に対して能動的に電話をかける行為なので、コールセンター等では行われないクレームがされることがあります。そのようなクレームから情報を抜き出すと、配達員の怠惰な実態が浮き彫りになります。

例えば、「チャイムが鳴ったので玄関に行くと誰もおらず、ポストを確認すると不在表が入っていた」というクレームが複数のお客様から寄せられることがあります。

配達員の中にはチャイムを鳴らしてからあまり待たず、すぐに不在票を切って次の配達先へ向かってしまう人間が存在するようです。或いは、お客様がお年寄りで直ぐに出られないことが分かっていて、初めから不在表を切ってピンポンダッシュをしているのかもしれませんね。

カノケイト
カノケイト

このような配達方法に対して、

私は「ピンポンダッシュ配達」と呼んでいます。

更に酷い場合になると、不在票すら入れずに次へ行ってしまう配達員もいるようです。実際に訪問していればまだ良いですが、データを入力しただけで実際には訪問していない可能性も捨て切れません。

運送業者に関するネットスラングでは、「○○するんじゃない、○○するんだ」のような文言でその気質が説明されることがあります。筆者にとっての日本郵便は、「配達するんじゃない、配達に行った記録を残すんだ」といったイメージですね。

スポンサーリンク

まとめ

今回は、日本郵便の再配コールにについてお話しました。個人的な愚痴にならないよう注意して記述したつもりですが、少々まとまりのない文章になってしまったかもしれませんね。

今回は再配コールの全貌を明かしていませんが、内務職員の作業としては非常に闇が深いものです。もし興味のある方は、実際にパートの内務職員からお話を聞いてみてくださいね。

日本郵便では非常識なことが平気で行われることがあり、目立たないだけの被害者も相当数が存在しています。筆者の経験を語ることで、少しでも皆様のお役に立てることを願っています。

カノケイト
カノケイト

ここまでご覧いただきありがとうございます。

よろしければ他の記事もご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました