インターネットをよく利用している方であれば、広告ブロッカーは非常に便利なサービスですよね。ネット広告自体は問題ではありませんが、広告の掲載方法によってはサイト自体が閲覧しにくくなってしまいますからね。
しかし、最近では広告ブロッカーに対抗するシステムを備えたサイトも登場しています。そのようなサイトで広告ブロッカーを利用したい場合は、アンチ広告ブロッカーのシステムを上手く回避しなければなりません。
今回取扱うセコワザは、アンチ広告ブロッカーの回避についてのお話です。
お断り
当記事の記載内容は、ウェブサイト上に広告を表示すること自体を否定するものではありません。 今までは一部企業しか恩恵を受けることの出来なかった広告システムが、インターネットの普及によって個人でも利用可能になったことは大変喜ばしいことです。
現在ではアフィリエイトプログラムやポイントサイト等も普及しており、個人が広告システムを利用することも一般的になっていますよね。広告システムの活用によって個人の生活を豊かにする活動は、当サイトでも応援しています。
当記事の目的は、あくまで広告を表示される側の利益を保護することです。ネット広告によってサイトコンテンツの利用が難しくなったり、或いは広告自体が不快な画像を表示することは防がなくてはなりません。
それらを防ぐ手段の1つが広告ブロッカーであり、その手段を守るためにはアンチ広告ブロッカーの回避に関する情報が必要です。当記事の記載内容については、このような趣旨であることをご了承ください。
また、現在広告ブロッカーを利用されている方は、気に入ったサイトを見つけたらホワイトリストに入れてあげてくださいね。広告システムを上手く活用して、ネット上でのWin-Winな関係を築いていきましょう。
はじめに
インターネット上のサイトを利用していると、ネット広告が表示されていることをよく目にします。近年では個人レベルでも広告システムを利用可能であり、様々な方が活用していますね。
ですがその弊害として、広告が原因でサイトを利用しにくくなってしまうことも散見されます。広告として不快な画像が表示されたり、サイトリンクをクリックしようとした際に広告が割り込んで来たりするとうんざりしてしまいますよね。
ゲームや電子書籍、美容系等の広告は
特に不快な画像を表示しやすいですね。
そのような不快さを回避するためには、広告ブロッカーシステムが有効です。ブラウザのアドオンから利用可能な手軽さにより、今まで多くの方に使われて来ました。
ですが、それに対抗するためか広告ブロッカーを利用している場合にコンテンツを表示しないサイトも存在しています。このようなサイトではアンチ広告ブロッカーが導入されており、広告ブロッカーをオフにしなければ閲覧することが出来ません。
そこで、このアンチ広告ブロッカーを誰でも簡単に回避出来る方法を考えてみましょう。動画共有サイトの動画内広告等では難しいかもしれませんが、通常のサイトであれば問題無く通用するはずです。
アンチ広告ブロッカーの仕組み
アンチ広告ブロッカーのシステムでは、広告ブロッカーの導入状況を直接的に検知しているわけではありません。実際に広告ブロッカーをONにした状態でも、フィルターを全てOFFにしておけば問題無く対象のサイトを閲覧可能です。
アンチ広告ブロッカーを導入したサイトでは、消すとサイトにフィルターをかけるダミーのプログラムがかけられています。広告ブロッカーがこれに反応してしまうと、フィルターによってサイトを閲覧出来なくなるわけですね。
もしくは文章や画像等のサイト要素について、スクリプトを起動して表示するサイトもあるようです。このスクリプトは広告ブロッカーが反応するように出来ており、これが削除されると勿論サイトは表示されず真っ白になってしまいます。
前者はトラップ型として、後者は召喚士型として
イメージすると分かりやすいと思います。
広告を狙い撃ち
アンチ広告ブロッカーの仕組みを回避するには、消したい広告のみを狙い撃ちすれば良さそうですね。トラップや召喚士には触れず、サイト要素だけを出してもらいましょう。
広告ブロッカーを用意
まずは、任意の広告ブロッカーを用意しましょう。今回はブラウザのアドオンとして提供されている、「UBlock Origin」を利用して説明します。
ブラウザにUBlock Originを導入したら、メニューバーのアイコンからUBlock Originのダッシュボードを開きます。そしてフィルター一覧を確認し、Myフィルター以外をOFFにした上で「今すぐ更新」を押してください。
スマホでUBlock Originを利用したい場合は、
「Firefox」というブラウザであれば対応していますよ。
サイトの要素を見る
UBlock Originでは「リクエストログ」という機能があり、これを起動した状態でサイトを開くとサイト要素を見ることが可能です。サイト内の要素がURLとして表示されており、ここから情報を抜き出すことが可能となっています。
サイト要素を見てみると、閲覧しているサイトとは異なるドメイン(~.com、~.JP等の部分)が表示される部分を確認可能です。SNSの表示やGoogleアナリティクス、Amazon AWS等のサービスは除いて考えたとして、それ以外の部分を見ていきましょう。
Googleアナリティクスはアクセス解析サービス、
Amazon AWSはネットワークサービスですね。
そのドメインをGoogle等で検索して、それが広告事業者やその関連サービスのものであることを確認しましょう。ここで見つけた広告のドメインをブロックすることで、サイトからはその業者の広告が表示されなくなるわけですね。
Myフィルターに記述
Myフィルターとは、ユーザー自身が記述を行うフィルターのことです。UBlock Originでは、ここで記述されたサイト要素を削除することも可能となっています。
行の最初に「!」と入れるとコメント扱いになるので、
フィルターの管理や整頓に活用してくださいね。
Myフィルターでは、ブロックする要素を1行ずつ記述します。今回は記述ルールを必要としない方法を用いるため、広告事業者のドメインを1行ずつコピペするだけで大丈夫ですよ。
ドメインを記述したら、「変更を適用」ボタンを押した上で対象のサイトを更新してください。サイトが崩れていないことを確認しつつ、これを広告が表示されなくなるまで繰り返しましょう。
少々面倒に感じるかもしれませんが、
1度設定すれば使い回しが可能ですよ。
Myフィルターへのドメイン記述が終わったら、仕上げに同じドメインをホワイトリスト(信頼されたサイト)にも記述しましょう。今回の方法は広告へのアクセスそのものをブロックする程に強力なため、そのままではポイントサイトを含めた本当に利用したい広告すら使えなくなってしまいますからね。
まとめ
今回ご紹介した方法は、誰でも簡単に利用可能であることを第一に考えています。フィルターの編集が容易な方法であれば、アンチ広告ブロッカーのシステムが改修されても自身で対応可能ですからね。
また、この方法を利用する際は「Adblock Plus」等他の広告ブロッカーと併用することもおススメです。アンチ広告ブロッカーを導入していないサイトでそちらを用いて、使い分けをすると便利ですよ。
ちなみに、今回の方法を使うとポイントサイトのコンテンツをストレス無く利用することが可能です。ゲームやアンケートでもお小遣い稼ぎをしたい方は、この方法で効率的にポイント稼ぎをしましょう。
少し話にくい内容でしたが、ネット上では必要な情報です。今回は、そんなセコワザをご紹介致しました。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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