近年では銀行各社が硬貨の取り扱いを有料化する動きがあり、硬貨をまとめるだけでも大変ですね。多くは窓口からの入金であれば無料範囲が設定されていますが、人によってはそれでも制限が強いはずです。
そのような状況にある現代の硬貨ですが、現金である以上は色々な使い方が可能ですよね。お得さを考慮した上で有効に硬貨をまとめる、その方法を探してみましょう。
今回取扱うセコワザは、硬貨の取り扱いについてのお話です。
はじめに

近年の銀行各社はコストの削減を図っており、サービスの多くで手数料が課されることが多くなりました。例えば預金通帳の発行に手数料が発生したり、しばらく取引が無い口座に維持手数料が発生したりといった具合ですね。
上記の例であれば簡単に手数料を回避することも可能なので、そこまで問題になることもありません。ただし、最近は硬貨の取り扱いについても手数料が課される動きがあり、よく話題になっていますよね。
2022年1月にはゆうちょ銀行での硬貨取扱い手数料が変更され、特にATM入金が完全有料化したため多くの方に反響がありました。ゆうちょ銀行はその店舗数から利用者の多い銀行であり、影響を受ける方も多いはずです。

窓口からの預入であれば一定枚数は無料ですが、
自営業者等であればそれでも足りませんよね。
一部の銀行ではATMの硬貨取扱手数料に無料枚数を設定しているところもありますが、それらが生活圏内に出店していない場合は硬貨の処理方法を色々と模索しておきたいところですね。また、当サイトとしてはよりお得に硬貨を処理する方法が望ましいので、そちらを重視して考えてみましょう。
そのまま使うことは大前提

お金の使い道を考えるのであれば、お買い物等でそのまま使ってしまうのが1番手っ取り早いですよね。キャッシュレス決済を導入しているお店ではそちらを使った方が良いですが、導入していないお店もまだまだ存在します。
街の商店街や個人経営のお店、一部の公共施設等では現金しか使えない場合も多いですよね。それらを日頃からご利用されている方であれば、硬貨がたくさん残っていても問題にはなりにくいはずです。
ただし、支払いで硬貨を使う際は額面の20倍までしか出せないことが法律で定められています(通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律第7条)。つまり、1度の支払いで硬貨を21枚以上使うと拒否されることがあるので、これだけは注意してくださいね。

最近では税金や公共料金等の多くがキャッシュレス決済に対応していますが、
それでも未対応のサービスがあればそちらで硬貨を消化してしまいましょう。
また、近年ではコカ・コーラが「Coke ON」というサービスアプリを提供しており、対応自動販売機専用のキャッシュレス決済機能「Coke ON Pay」が利用出来ます。こちらの支払い方法としては「Coke ON Wallet」という残高機能も利用可能ですが、こちらは銀行口座の他に自動販売機を使ってチャージすることも出来ますよ。
Coke ON Walletの「自販機チャージ」機能ではスマホと対応自動販売機を無線接続し、アプリ側でチャージ金額を設定してから現金を投入することでチャージが出来ます。この際には勿論硬貨を利用出来るので、自動販売機をよく利用する場合には活用してみましょう。
ちなみに、Coke ON Walletでは「Coke ONポイント」というポイントサービスも提供されていますが、こちらではお得なキャンペーンが期間を何度か延長しながら開催されています。自販機チャージを行うとチャージ金額の10%分がポイントとして還元されるので、開催期間中はこちらも有効活用してみましょうね。

自販機チャージの対応機器には専用のステッカーが付いている他、
アプリの検索機能で探すことも出来ますよ。
券売機・自動販売機ルート

対面での硬貨利用を煩わしく感じる方であれば、券売機や自動販売機等で使うことも有効です。10円以上の硬貨でなければ使えない方法ですが、よく利用する筐体がキャッシュレス決済に対応していない場合は有効な使い道ですね。
また、これらで購入を行う際に余分な硬貨を投入すると、お釣りがある程度まとまった状態で返却されます。細かい硬貨がたくさんある状態よりも扱いやすくなるので、こちらも活用しましょう。
券売機での扱いと言えば、Suica等の交通系IC型電子マネーにチャージすることも有効です。事業者によっては10円からの少額チャージも可能なので、それらをお使いの方は活用してくださいね。
ただし、券売機や自動販売機でも店舗の場合と同様に、21枚以上の硬貨が使えないので注意しましょう。また、この方法を利用する目的で、券売機を長時間占領してしまうことが無いようにしてくださいね。
au PAYルート

ウォレットサービスやコード決済アプリ等の中には、コンビニ店頭から入金可能なサービスも存在します。それらの中には手数料無料で銀行口座へ出金可能なものがあるので、活用すれば銀行口座へ無料で入金することも可能ですよ。
KDDIが提供する「au PAY」ではローソンの店頭でチャージすることも可能であり、その際には勿論硬貨を使うことが出来ます。尚、このチャージ方法を利用するためには「au PAYプリペイドカード」のリアルカードが必要となるので、この方法を使う場合にはまずそちらを発行しておきましょう。

au PAYプリペイドカードのリアルカードは有料(600円)ですが、
申込から6か月後の月末までに5万円以上利用すると手数料分が還元されますよ。
まずはローソンでau PAYへチャージしたい旨と金額を伝え、カードリーダーの準備が整ったら自分でカードをスライドします。その後はレジ表示される金額を確認してから承認ボタンを押し、チャージ金額分を支払えばチャージ完了です。
また、au PAYとauじぶん銀行口座を連携させ、auじぶん銀行への自動出金設定をすると出金可能残高が手数料無料で出金されます。この方法を利用すれば硬貨を手数料無料でまとめることが出来るので、必要な手順は多いですが何かと重宝する方法ですよ。
まとめ
現在は硬貨の使い道を考えるのも一苦労ですが、探っていくと様々な方法が見つかりますね。以前は私もゆうちょ銀行ATMを使って硬貨をまとめていたので、その代替手段を模索することは重要です。
勿論ですが、今回の記事に記載されていない方法も多く存在するはずです。中にはより有効な手段もあるはずなので、これからも研鑽を深めて行きたいですね。
方法がちょっとせこいけど、日常生活で使えるお得な情報です。今回は、そんなセコワザをご紹介致しました。

ここまでご覧いただきありがとうございます。
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コメント
ある程度硬貨が溜まったら
auPayプリペイドカードにローソンで現金チャージしてます(千円以上から)
翌日にはauじぶん銀行に自動払出。