お得小話!カンムと三菱UFJ銀行の資本業務提携には期待出来る点もあるというお話

お得小話

近年ではスマホから簡単に利用可能なブランドプリペイドカードが多く登場しており、カンムが提供するバンドルカードはその代表的なサービスとも言えます。利用しやすさから学生を中心に人気なカードですが、暴利で悪名高い「ポチっとチャージ」には注意が必要です。

カンムは三菱UFJ銀行との資本業務提携を締結しており、そのニュースに警戒している方も多いはずです。ですが、カンムのサービスを調べるとこの提携に大きく期待出来る部分も存在していますよ。

今回は、カンムと三菱UFJ銀行の提携で期待出来るサービスについて考えてみましょう。

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はじめに

株式会社カンムは国内のフィンテック企業であり、バンドルカードやPoolといった決済サービスを提供しています。バンドルカードはスマホで簡単に使えるVISAプリペイドカードで、その取っ付きやすさから主に学生から重宝されていますね。

その一方で、バンドルカードは「ポチっとチャージ」というCNPL(チャージ式後払い)サービスが提供されていることでも知られています。CNPLは借入期間の短さ故に情報照会が必要無いキャッシングサービスで、より広い層にも使えてしまいます。

CNPLはサービス利用時に手数料が発生しますが、こちらはみなし利息として年利換算すると利息制限法の規制を大幅に超えてしまうことも特徴です。利用すると大きな損となってしまうので、バンドルカードを使ったとしてもポチっとチャージは絶対に使ってはいけません。

カノケイト
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暴利でありながら手数料の金額自体は少額なので、

法的に対処することが難しいことも問題点と言えます。

2022年12月下旬、株式会社カンムは三菱UFJ銀行との資本業務提携を発表しており、連結子会社としてMUFGグループに参画します。今後は両社の強みを組合わせてサービスに反映し、新機能や新サービスの提供が予定されています。

将来的にはバンドルカードのノウハウを活かし、デビットカード向け後払い機能の提供も予定しているそうです。ですが、ポチっとチャージはそのサービス内容から暴利のキャッシングとして悪名高く、両社の提携に不安を感じている方も多く存在します。

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Poolカードについて

カンムはバンドルカード以外にもPoolカードという決済サービスも提供しており、こちらはデポジットカードと呼ばれる特殊なサービスになっています。基本的なシステムはクレジットカードと同様ですが、与信の方法が大きく異なっているようですね。

クレジットカードのような後払い方式のサービスでは、契約の際に収入や資産状況等といった情報から与信審査を行います。ですが、デポジットカードは与信の代わりに保証金を預け、その範囲内で後払いが可能となるサービスです。

デポジットカードであれば利用者の返済能力が無くなった場合でも、保証金から利用料金の回収が可能です。家賃やインフラ料金等ではクレジットカードしか受け付けていないことも多いので、基本的な要件さえ満たしていれば契約可能なデポジットカードは一定の需要を持っています。

カノケイト
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デポジットカードは取扱うカード会社が少なく、

知る機会自体が少ないかもしれませんね。

Poolアプリではチャージ残高を投資として預入れすることが可能で、2か月の運用期間後に分配金と共に指定金融機関へ返金されます。Poolカードはアプリ残高と投資資金を上限として後払いを受付けており、利用金額は支払日に投資資金以外のアプリ残高から差し引かれます。

もし支払日に投資資金を除いたアプリ残高が不足していた場合、投資資金から差し引きすることで利用金額の回収が行われます。これらのサービスは基本的に手数料が発生しないため、気軽に使える後払い手段としてのメリットを持っていますね。

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資本業務提携に期待出来る点

カンムと三菱UFJ銀行の資本業務提携ではバンドルカードを中心に話がされていますが、これがPoolカードのサービスがより注目されれば期待出来ることもあります。もし銀行と紐付けられたデポジットカードが登場すれば、今までには無かった利便性の高いサービスの実現が可能です。

Poolカードでは投資資金を保証金として決済が出来ますが、この保証金を銀行の定期預金残高に置き換えてみましょう。そのようなカードでは定期預金の残高を上限とした後払いが可能となり、利用料金は普通預金から返済すれば良いので簡単です。

もしカードの利用代金が回収出来なかった場合でも、銀行は満期の定期預金から差し引きすることで代金の回収も簡単に行えます。Poolカードのノウハウでシステムを構築すれば、運用コストを抑えた上で銀行口座紐付け型のデポジットカードを提供出来るはずです。

カノケイト
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多くのクレジットカードでは決められた与信枠でしか支払いが出来ませんが、

このようなカードであれば定期預金を積み上げるだけで超高額な支払いも可能なはずです。

上記のようなサービスを提供するためには、一律の返済日を設定せずに利用者がいつでも返済可能となるサービス設計が必要となります。それでも保証金には定期預金が使われているので、銀行側には損失が出ないはずです。

このサービス設計で利用者に早期の返済を求めたい場合は、ポイント還元の条件を「正規の返済が行われた時」に設定することで対応可能です。これらはサービスにおける自由度の高さにも繋がる要素なので、カードの利便性をアピールすることも出来るはずですね。

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まとめ

カンムと三菱UFJ銀行の資本業務提携には警戒すべき部分が多いですが、一部には新しいサービスに期待が持てる部分も存在しています。銀行口座紐付け型のデポジットカードが実現すれば何かと便利なので、もし実現すれば嬉しいですね。

正直に言って今回のお話は筆者の想像レベルではあるのですが、折角資本業務提携をするのであれば将来的に提供されるサービスを楽しみにしたいところです。皆様もこれからの決済サービスに期待していることがあれば、SNS等でも良いので発表してみてくださいね。

今回はちょっとした小話でしたが、皆様にとってお楽しみ頂ければ幸いです。

カノケイト
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ここまでご覧いただきありがとうございます。

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