イオンを中心にして貯めることが可能なポイントとして、WAON POINTが提供されています。加盟店であればイオン系列店以外でも貯めることが出来るので、所謂共通ポイントとして展開されていますね。
昨今はイオングループの提供するサービスの統合を進める動きがあり、ポイントサービスについてはWAON POINTが中心となっています。これからは活躍の機会が増えていくと思われるので、こちらもしっかりと活用したいですね。
今回は、WAON POINTについて考察していきましょう。
目次
サービス概要
WAON POINTとは、イオンマーケティングが提供するポイントサービスのことです。主に加盟店でお買い物をした際に貯めることが可能ですが、一部決済サービス等を利用した際にも貯めることが出来ますね。
WAON POINTを貯めるにはイオングループの各種決済サービスを利用する他、一部のWAON POINT加盟店で配布されているポイントカードで貯めることも可能です。ポイントカードはイオンのお店やミニストップ等でも配布されている様子なので、利用し始めたい場合はそちらを手に入れてみましょう。

以前のイオングループではサービス毎に様々なポイントが提供されていましたが、
現在では一部を除きWAON POINTへ移行しているようですね。
まずは、WAON POINTのサービス概要を見ていきましょう。
サービス概要 | 摘要 | |
---|---|---|
提供会社 | イオンマーケティング | |
有効期限 | 2回目の基準月月末まで | 最初に貯めた月が基準月となる |
還元率 | 200円につき1ポイント | ポイントカード等 |
ポイントの価値 | 1ポイント=1円 |
WAON POINTには期間限定ポイントが存在せず、付与されたポイントは取得方法等に関わらず全て同じ条件で利用可能です。ただし、WAON POINTの有効期限はルールが少々特殊なので、少なくとも基準月の考え方については覚えておくようにしましょう。

イオンカードを還元条件の変更以前から利用されていた方であれば、
基準月は10月になっている方が多いかもしれませんね。
smart WAON

smart WAONとは、WAON POINTを管理するためのウェブサービスのことです。作成したアカウントにWAON POINTが貯まっているカード等を登録することで、ポイントの合算が可能なサービスですね。
smart WAONに登録出来るサービスは、WAON POINTカード・WAON・イオンカードです。また、現状では1度登録したサービスを削除することが出来ない様子なので覚えておきましょう。

smart WAONに登録可能なカードは、最大15枚までです。
15枚を超えると追加出来なくなるので注意しましょう。
smart WAONを利用することで、ポイント交換等のサービスも利用可能です。WAON POINTをより有効活用出来るようになるので、必ず登録しましょう。
また、smart WAONへのカード登録はIC型電子マネー「WAON」の利用者情報登録を兼ねています。WAONを利用されている方は、必ずsmart WAONのアカウントを作成しましょう。
ポイント送付

smart WAONの利用者は、他のユーザーに対してWAON POINTを送付することも可能です。ポイント送付機能を利用する場合、スマホのsmart WAONアプリが必要なので用意しておきましょう。
アプリから送りたいポイント数を設定するとQRコードが表示されるので、それを相手が読み取れば送付完了です。友人同士でポイントを合算して商品に交換する等、ポイントを活用する際には便利なサービスですね。
家族設定

smart WAONでは家族設定というサービスが提供されており、特定のユーザー同士でWAON POINTを合算又は共有することも可能です。勿論ですが、利用する場合は家族1人ずつアカウントを登録しておきましょう。
一般的なポイントサービスはある程度貯めなければ使えないことも多いので、家族で貯められるサービスは便利ですよね。WAON POINTをより有効に貯めてみたい方は、家族設定を利用しましょう。
iAEON

iAEONとは、イオングループにおけるサービスアプリのことです。こちらではコード決済機能「イオンペイ」も提供されており、モバイルWAONと合わせて決済サービスとしても活用されていますね。

ポイントカードをお持ちでない方であっても、
こちらであればバーチャルカードを利用可能です。
iAEONではお買い物に関するキャンペーンがよく開催されているので、そちらへの参加を行ってWAON POINTをたくさん貯めるのも良いですね。イオンペイでの支払いにはイオンカード(デビットカード含む)が必要となる他、現在では銀行口座からチャージした残高で使うことも出来ますよ。
イオンカードポイントモール

イオンカードポイントモールとは、イオンクレジットサービスが提供するポイントサイトのことです。サイト内の広告を経由してお買い物等を行った場合、提示された還元率に応じてWAON POINTがもらえますよ。

サイトデザインやサイト内コンテンツの内容からして、
GMOメディアのシステムを利用しているようですね。
こちらのサイトを利用したい場合、WAON POINTが貯まるイオンカードでウェブサービス「暮らしのマネーサイト」を利用していることが必要です。還元率が高めの広告が出ている場合もあるので、お買い物等の前に1度覗いてみることをおススメします。
また、こちらのサイトではポイントが貯まるくじを1日1回引くことが可能です。継続していくと意外とポイントが貯まるので、興味のある方はこちらも利用しましょう。
電子マネーWAONポイントについて

WAON POINTに似た名称のポイントサービスとして、WAONを利用すると貯まる「電子マネーWAONポイント」が存在します。こちらはWAON POINT加盟店以外でWAON決済を行うことによって貯まるポイントであり、WAONへのポイントチャージのみに使えます。
両者は名前から似通っているサービスですが、性質としては全く異なるので混同しないようにしてくださいね。特にポイントの用途は全く異なるので、ポイントサイト等でポイント交換を行う際は少し注意しましょう。

こちらは特に統合等のアナウンスが無いので、
WAONを利用する場合は使い方を覚えておきましょう。
電子マネーWAONポイントが貯まった際は、WAONステーション等を利用して受取り申請を行います。有効期限はWAON初回ダウンロードを基準月とした2回目の基準月末ですが、ダウンロード期限は1回目の基準月末なので早めに受け取るようにしてくださいね。
WAON POINTを電子マネーWAONポイントに交換するには、smart WAONに登録済みのWAONでポイントダウンロード申請を行えば可能です。また、モバイルWAONの場合はiAEONアプリを利用すれば、未登録の状態でも100ポイント単位での交換に対応していますよ。
WAON POINTの有効な貯め方
WAON POINTを貯める方法は少なく、主に決済サービスを利用します。キャンペーンを利用することでも貯まりますが、基本的には支払い時の特典として見た方が良いでしょうね。
イオンカード

イオンカードとは、イオンクレジットサービスが提供するクレジットカードのことです。イオンマークが付いているカードであれば、イオン系列店でのカード特典を受けることも可能ですね。
イオンカードの還元対象はWAON POINTとなっており、通常では決済金額に対して200円毎に1ポイントが貯まります。ですが、イオン系列店ではカードのポイントアップや割引等の特典が用意されているため、そちらを利用すれば非常にお得なお買い物が可能ですね。

イオンカードで貯めたWAON POINTを管理するには、
専用ウェブサービス「暮らしのマネーサイト」が便利ですよ。
また、イオン系列店以外で利用する場合でも毎月10日であれば1%の還元率で支払いが可能です。更に一部カードであればWAONへのオートチャージでもポイントが貯まるので、WAONを活用してお買い物をしたい方にも便利なサービスと言えますね。
WAON

WAONとは、イオンリテールが提供するIC型電子マネーのことです。予めチャージした残高を利用して、WAON加盟店でICカードリーダーにかざすことで決済を行います。
WAONでWAON POINTを貯めるためには、WAON POINT加盟店での決済が必要です。それ以外の加盟店や、一部を除いたキャンペーンやサービスでは貯まらないので覚えておきましょう。
WAONでもイオン系列店の優待が提供されており、ポイントアップや割引を受けることも可能です。元のポイント還元チャージ時の還元を合わせて考えると、基本的にはWAONを利用した方がお得かもしれませんね。
他社ポイントからの交換

WAON POINTは他社の様々なサービスと提携しており、ポイント交換によって貯めることも可能です。キャンペーン等でまとまった量のWAON POINTを利用したい場合であれば、こちらの方法が重宝するはずです。
例えば、現在のWAON POINTはVポイントとの相互交換に対応しているため、V NEOBANK等で貯めたポイントを移行すれば短期間で大量のポイントを獲得することが可能です。申請はVポイントサイト等でいつでも手数料無料で行えるので、こちらもチェックしてみてくださいね。
逆に、WAON POINTをVポイントへ交換したい場合、iAEONアプリの「マイページ」タブから「ポイント交換」を選択すれば簡単に申請出来ます。また、WAON POINTとVポイントの交換には相互に上限が設定されており、1か月で3万ポイントまでとなっているので覚えておきましょう。

Vポイントとの相互交換はいつか終了する可能性もありますが、
現時点では積極的に有効活用しておきましょうね。
ちなみに、Vポイントにはキャンペーン等で付与される期間限定ポイントもあるのですが、こちらへ一度移せば通常ポイントと同じ扱いに変わります。もし有効期限間近で使い道に困っているVポイントがあれば、相互交換を活用することで期限の延長にも役立ちますよ。
また、ポイント交換と言えばポイントサイトで貯めたポイントも活用したいところですが、現在WAON POINTへ直接交換出来るサービスはあまり無いようです。その場合はVポイントを一度経由することで間接的に交換可能なので、より多くのポイントを貯めたい方は活用してみましょう。
WAON POINTの有効な使い方

WAON POINTの活用方法と言えば、現在であれば「ウェル活」が真っ先に挙がりそうですね。ドラッグストアチェーンの「ウエルシア」では毎月20日に「お客様感謝デー」が開催されており、200円以上のお買い物をポイント払いすると1ポイント=1.5円分として利用出来ます。

お客様感謝デーは元々Tポイント(現Vポイント)を対象としていましたが、
ウエルシアのサービス変更に伴って現在ではWAON POINTのみが対象となっています。
ウェル活とは、ウエルシアのお客様感謝デーへ参加する目的でポイントを貯める活動や考え方を指す言葉です。ウェル活にはポイント交換でWAON POINTを貯める方法が非常に有効なので、Vポイントやポイントサイト等を併せて活用しましょう。
ウエルシアが生活圏内に出店していない方や、お買い物で直接WAON POINTを使うつもりが無い方であれば、電子マネーへのチャージや景品交換で使う方法も有効です。Vポイントとの相互交換が重宝することは勿論として、それ以外であれば暮らしのマネーサイトを利用することで豊富な交換先が用意されていますよ。
暮らしのマネーサイトであればdポイントやJALマイル等の他社ポイントにも交換可能なので、人によってはこちらの方がお得に使えるかもしれません。また、WAON POINTは電子マネーWAONポイントに変換することも可能なので、どうしても使い道に困った場合にはそちらで使っても良いかもしれませんね。
smart WAONに登録済のWAONであれば、それに紐付いているサービスのWAON POINT全てが電子マネーWAONポイントへ変換可能です。ただし、ここでポイントを全て受取るように申請をすると、貯まっていたWAON POINTが全て電子マネーWAONポイントに変換されてしまうので注意しましょう。

もし1ポイント単位で電子マネーWAONポイントへ変換したい場合、
変換したくない分をVポイントへ移行した上で全受取りを行いましょう。
まとめ
WAON POINTは、イオングループ全体で活躍するポイントサービスですね。ポイントは家族で合算することも可能ですが、そのためにはsmart WAONの活用は必須となっています。
ポイントの使い道としては共通ポイントへの交換が便利な他、現在ではウェル活としての使い道が注目され始めていますね。WAON POINTはイオンカードを始めとした様々なサービスで貯めることが出来るので、これからは様々な場面で有効活用して行きましょう。

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