ポイントサイトを利用する場合、ポイントの用途を広げるにはポイント交換サイトが便利です。中にはこちらの利用を前提としたポイントサイトもあるので、ご利用されたことのある方も多いはずです。
そのような中にネットマイルというサイトがあり、便利なサービスも多いので用途によっては重宝します。しかし、ネットマイルには利用上の注意点も多いので覚えてくださいね。
今回は、ネットマイルについて考察していきましょう。
目次
サービス概要
ネットマイルとは、株式会社ネットマイルが運営するポイント交換サイトのことです。ポイントサイトを始めとした様々なサービスからポイントを集約し、お好きなサービスへと交換することが可能となっていますね。
ネットマイルはポイント事業を中心に展開する企業であり、
ポイントサイト「すぐたま」も運営していますね。
ネットマイルを利用したい場合、日本国内在住且つ12歳以上の方であれば登録可能です。ただし、未成年者の方が登録する場合は親権者の同意を必要とします。
また、ネットマイルではログインパスワードとは別に、ポイント交換時の認証に用いるパスワードを登録します。こちらは自由に変更することが出来ないパスワードなので、最初に登録する時点で強固なパスワードを使用してくださいね。
ちなみに、すぐたまを利用する場合はネットマイルも同時に利用することになっています。もしネットマイルを解約した場合、同時にすぐたまも解約されるので覚えておきましょう。
マイル
ネットマイルのポイントは「マイル」と呼ばれており、他社のポイントを交換した際はこちらに変化されます。また、すぐたまのポイント残高はネットマイルの残高と共有されています。
マイルの価値は交換先のサービスにもよりますが、概ね2マイル=1円分として交換することが出来ます。ただし、交換先によっては手数料が課されることがあるので、そちらの減額分も意識しておきましょう。
ネットマイルでポイント交換を行う場合、
ポイント数ではなく交換口数を指定します。
マイルの有効期限は最後の取得から180日後なので、ある程度貯まったら交換しておきましょう。アンケート等のコンテンツで有効期限を延長したい場合は、すぐたまが必要なので併せて使ってくださいね。
また、ネットマイルには有効期限60日で延長不可能な「有効期限付きマイル」も存在します。こちらはすぐたまのバナークリックやメルマガ等の一部サービスで付与されるので、定期的に交換するようにしましょう。
ネットマイル定期預金
ネットマイルでは貯めたマイルによる定期預金サービスも提供されており、マイルを預けることで利息を得ることが可能です。預けたマイルは6か月後の月末に返還され、その際は1.5%に相当する分が増額されています。
定期預金で預けたマイルは有効期限が停止され、
返還された際の期限は180日にリセットされます。
ネットマイル定期預金として預けることが可能なマイルは通常マイルのみであり、有効期限付きマイルを預けることは出来ません。預入は200マイル単位5万マイルまでとなっているので、ある程度余裕があれば預けてみましょう。
また、ネットマイル定期預金は毎月1日に募集が開始され、設定された募集枠が埋まれば受付が終了します。預入は早い者勝ちとなっているので、サービスを利用したい場合は注意しましょう。
ちなみに、ネットマイル定期預金で付与されるマイルには利子所得課税が適用されません。更には6か月で1.5%が増額されるため、銀行の預金よりも遥かにお得と言えますね。
ネットマイルの使い方
ネットマイルはすぐたまと強く結びついたサイトであり、サービスを利用する際もすぐたまを前提と考えた方が良いでしょうね。他社のポイントを交換して集める場合は、ネットマイルでしか出来ない用途を意識しましょう。
ポイント交換を行う際は、最小の必要マイルが少な目で且つ手数料があまりかからない交換先が便利です。電子マネーWAONポイントやKyash残高への振込が便利なので、これらを中心に使うこともおススメですよ。
上記への交換が行えない場合は、
dポイントやAmazonギフト券も便利ですね。
また、ネットマイルではERA共通割引クーポンというサービスへの交換も可能ですが、その場合は1マイル=1円分としてマイルの価値が通常の2倍に上昇します。もし該当のお住まいをご利用されている方の場合、こちらを選択するとよりお得に使えるかもしれませんね。
ネットマイルの注意点
サイトとしての信頼性が低い
現在のネットマイルではプライバシーマーク制度に適合していないらしく、該当のサイトで登録事業者を検索しても確認出来ません。運営側が独自の基準で個人情報を扱っているのかもしれませんが、個人情報の取り扱いに関しては少々不安が残りますね。
少し前のネットマイルはJIPCにも参加していましたが、
現在は脱退しているようです。
また、ネットマイルはポイント交換のサービスに在庫制を採用しており、ポイント交換が集中した場合はお好きなサービスへ交換出来ないことも有り得ます。時期によってはポイント交換自体を制限することもあり、もし有効期限が近いポイントがある場合は特に注意が必要です。
更に言えば、近年のネットマイルはサービス自体の動きが控えめで、それどころか交換先の減少等縮小を繰り返しています。運営元も何度かトラブルを起こしている企業なので、全体的にサイトとしての信頼性が欠けていることが欠点ですね。
ポイントサイトとしては致命的とも言えますが、
そのリスクをご了承出来る方であればご利用ください。
マーケティングの電話がかかって来る
ネットマイルの登録時に必要な情報は多く、住所や電話番号等の詳細な個人情報も含まれています。これは多くのポイント交換サイトでも同じですが、ネットマイルでは注意が必要です。
ネットマイルに登録したユーザーの元へは、登録した電話番号に営業の電話がかかって来ることがあります。内容はウォーターサーバーの売り込みらしく、正直とても怪しいですよね。
プライバシーマークの件と併せて考えると、
個人情報の取扱いに関しては強い警戒が必要です。
もしこれからネットマイルに登録する場合は、これらのデメリットについてよく考えてからにしてくださいね。ポイント交換サイトはネットマイル以外にも多く提供されているので、他のサイトを利用することもおススメですよ。
一部ポイントサイトとの交換レートが悪い
ネットマイルにポイントを集める際、通常は元のポイントと同じ価値になるような交換レートが適用されます。しかし、一部のポイントサイトではネットマイルに交換するとポイントの価値が減少するので注意しましょう。
例えば、ハピタスというポイントサイトでは、ポイントをネットマイルに交換すると1ポイント=1マイルのレートが適用されます。ハピタスポイントの価値は1ポイント=1円なので、ポイントの価値が半減してしまいますね。
そのため、ポイントサイトからポイントを集める際は交換レートに十分注意しましょう。このような交換レートの仕様を煩わしく感じる場合は、すぐたま専用の交換サイトとして利用しても良いですね。
まとめ
ネットマイルは一部の用途に特化したポイント交換サイトであり、すぐたまをご利用される場合はこちらも利用します。ネットマイル定期預金は非常にお得な他、一部の交換先は非常に便利なものが提供されていますね。
ただし、近年のネットマイルはサイトとしての信頼性が弱いので注意が必要です。便利なサービスも多いポイント交換サイトなので、いつかサイトとしての問題点が解消されることに期待しましょう。
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