現在では銀行の金利がかなり低いですが、それでも活用したい場合は高めの金利で提供している銀行を利用したいところです。楽天銀行はその中で注目すべき銀行の1つであり、マネーブリッジや資金お引越し定期等は便利ですよね。
その資金お引越し定期ですが、最近では金利が上昇傾向にあることが気になりますね。一方で下方修正された提供条件もあるので、サービスを活用したい方はチェックして行きましょう。
概要と預金金利の上昇
今回取扱うトピックとしては、個人的に気になっていることについてご紹介します。
資金お引越し定期とは、楽天銀行で提供されている定期預金商品のことです。預入は基本的に1か月の短期で行い、自己名義の他行口座から振込された金額の範囲で利用可能となっています。
サービスの大きな特徴としては、通常の定期預金と比較して預金金利が高めに設定されていることが挙げられます。その上で1,000円以上1円単位での預入が可能なので、定期預金としての使いやすさも大きな魅力ですね。
振込条件に関しては他行の振込無料回数を使えば良いので、
手数料を気にせず預けることが出来ますよ。
この資金お引越し定期は数年間金利が低下しており、今年3月までは年利0.1%に留まっていました。ですが、4月に年利0.11%へと上がってから上昇傾向が見受けられます。
6月には年利0.12%、7月には年利0.15%と上がり、今月には年利0.17%まで上がっています。資金お引越し定期の金利が年利0.2%以上であったのは2019年の上半期まででしたが、久しぶりにその水準に近付いていますね。
資金お引越し定期は3月以前にも時々金利が上がっていましたが、ここまで上昇することはありませんでした。もしこれから定期預金を活用したい場合であれば、こちらも欠かさずチェックしたいところですね。
下方修正された部分
その一方で、資金お引越し定期の提供条件が下方修正されている部分も存在します。ここ数か月の提供条件を見てみると、月間の預入上限が300万円までに引き下げられている様子ですね。
昨今の日本社会における情勢を考えると、以前のサービスをそのまま続けるのは難しいのかもしれませんね。ですが、それでもかなり嬉しい条件であることには変わりないので、積極的にサービスを利用しましょう。
これで金利の上昇が止まる可能性もあるのですが、
少なくとも今月分の金利は活用したいところですよね。
ただし、これから資金お引越し定期の預金金利が0.1%程度に戻り、預入上限については下がったままになるという可能性も考えられます。資金お引越し定期は有益なサービスですが、毎月しっかり条件をチェックする必要がありそうです。
その一方で、楽天銀行では特定の個人に向けて、特別金利の定期預金を提供していることもある様子です。これから楽天銀行の定期預金がどのように変化していくのか、期待を持って見て行きたいですね。
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