近年の銀行では預金金利がかなり低くなっていますが、それに代わってポイントサービスが活用されています。料金の支払いやお金の受取り等の取引があればポイントがもらえるので、最近では定期預金等よりも注目すべきですね。
三菱UFJ銀行もその中の1つですが、今回からNTTドコモと提携した新しいサービスを提供しています。ユーザーによってはお得に使えるかもしれないサービスなので、興味があれば一緒にチェックして行きましょう。
概要
今回取扱うトピックはこちらです。
“ドコモ×三菱UFJ、dポイントが貯まる口座「dスマートバンク」開始“(Impress Watchより)
NTTドコモと三菱UFJ銀行は2021年に業務提携を交わし、口座取引に応じてdポイントが貯まるサービスを2022年度中に提供することを予告していました。そして、12月12日から新しいサービス「dスマートバンク」を開始しています。
dスマートバンクはお持ちの三菱UFJ銀行口座(スーパー普通預金)と、専用のスマホアプリとを連携する形で利用可能です。アプリから口座残高や入出金の確認が出来ることは勿論として、ドコモ携帯料金の引落し口座に設定すると事前に残高不足のお知らせもしてくれます。
連携した口座をドコモ携帯回線(ahamoを含む)・dカード・ドコモ光・ドコモでんきの料金引落し口座として設定した場合、支払いがあった月毎に50ポイント(3年目以降は25ポイント)が付与されます。また、こちらで給与の受取りがあった月毎にも5ポイントが付与されるそうです。
dスマートバンクはメインバンクプラス ポイントサービスとの併用が出来ず、
既にそちらを利用している場合は連携後に自動解約されるので注意しましょう。
dスマートバンクには貯金箱機能もあり、目的と目標金額を決めて積立を行うことも可能です。また、「はたらく貯金箱」機能では資産運用サービス「THEO+ docomo」と連携し、AIを活用した資産運用が手軽且つ簡単に行えるようになります。
今回のサービス開始に合わせて、dスマートバンクではポイントがもらえるキャンペーンが開催されています。お持ちの口座を期間中に連携・維持した方全てに200ポイント、期間中にdカードの引落しが500円以上あった方に抽選で1万ポイントが付与されるそうです。
筆者の感想
dスマートバンクはその性質から、ドコモのサービスを利用している場合であれば活用出来そうですね。特にdカードを使っているのであればポイントが貯まりやすくなるので、キャンペーンと合わせて使い始めても良いかもしれません。
その一方で、メインバンクプラスのPontaがもらえるサービスと併用出来ないのは悩みどころです。そちらのポイントサービスもそこそこお得に使えるので、dスマートバンクはよく考えから連携するようにしましょうね。
どちらもお得に使えるサービスなので、
dカードの利用状況に応じて選択しましょう。
ポイントサービスは支払い料金が安い程効果が高くなる様子なので、スマホ料金のみを口座から支払う場合には合いそうですね。又は、dスマートバンクでは残高不足の通知やはたらく貯金箱機能等も提供されているので、むしろこちらの方に注目すべきかもしれません。
これは個人的な感想ですが、dスマートバンクではスマホ料金の口座払いに使う利点がそこそこある様子なので、こちらでもdカードお支払割に相当するサービスが欲しいですね。dスマートバンクは始まったばかりなので、これからのサービス強化にも期待しましょう。
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