通信業の代表的な3社はカード事業にも展開しており、それぞれスマホや通信回線に関するお得な特典が魅力ですね。ソフトバンク関連ではPayPayカードが提供されており、PayPayに関連したサービスが特徴的な1枚となっています。
PayPayカードでは先日ゴールドカードについて言及されていましたが、今回はその詳細情報が公開されました。ソフトバンクユーザー向けのお得な特典も用意されているので、興味があれば一緒にチェックして行きましょう。
概要
今回取扱うトピックはこちらです。
“「PayPayカード ゴールド」が新登場、通信料金の支払いで最大10％還元など“(ケータイWatchより)
以前Zホールディングスの決算説明会で言及された「PayPayカードゴールド」ですが、11月14日に詳細情報が公開されました。新規申込の受付開始は11月下旬以降を予定しており、年会費は1万円+税が発生します。
PayPayカードゴールドのポイント還元率は1.5％と高めに設定されている他、PayPayあと払いを利用した際の還元率に0.5％が上乗せされます。加えてYahoo!プレミアムの特典が使い放題になり、例えばYahoo!ショッピングとLOHACOでは2％分のポイントが追加で付与されます。
また、ソフトバンクのスマホ基本料金に対して1,000円毎に10％が、ワイモバイルの基本料金に対して3％の還元が適用されるようになります。この上でSoftBank光/Airの料金をスマホとの合算請求にしている場合も10％還元となる他、おうちでんき/自然でんきの料金でも同様の支払い方法で3％還元が適用されます。
PayPayカードの還元対象はPayPayポイントですが、
回線や電気料金の還元特典はソフトバンクポイントで行われます。
その他にもETCカードの年会費が無料であったり、最高300万円までのお買物保険も付帯されます。また、航空機の特典として国内/海外の旅行損害保険が付帯される他、国内及びハワイの主要空港における航空ラウンジの無料特典も用意されています。
PayPayカードゴールドの提供開始に合わせて、大量のPayPayポイントがもらえるキャンペーンも終了日未定で開催されます。新規発行で2,000ポイントが付与され、申込月の翌月末までに3回の支払いで使うと更に5,000ポイントが付与されますよ。
筆者の感想
基本の還元率1.5％に加えて様々なポイント還元の特典があり、事前の宣言通り魅力のある特典が提供される様子ですね。特にソフトバンク回線を利用している方であれば、回線料金の還元ポイントと合わせてかなりお得に使えそうです。
ただし、1.5％還元で年会費の無料化が可能なカードはいくつか存在しているので、普通の使い方では見劣りすることもあるかもしれません。もしPayPayカードゴールドを使うのであれば、特典をフル活用するためにある程度の工夫も必要ですね。
また、PayPayゴールドカードの特典対象にはPayPayポイントとソフトバンクポイントがあり、2種類のポイント制度が併用されていることは少し気になりますね。これはサービスが分かりにくくなる要因なので、いつかは両ポイントをまとめて欲しいところです。
初回発行特典とプレミアム特典を活用するのであれば、
初年度であれば簡単に元が取れそうですね。
PayPayカードゴールドの登場によって、主要な通信事業の3社でゴールドカードが出揃ったことになりますね。これらは通信料金の10％を還元する特典等が似通っていますが、それ以外には固有の特徴的な特典も用意されています。
最近はこれらのカードでも特典が落ち着いてきたところがあるのですが、PayPayカードゴールドが良い刺激になることに期待したいですね。これからのPayPayカードの展開も含めて、通信業界全体のカード事業にも注目して行きましょう。
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