Suicaでは「地域連携ICカード」というサービスを提供しており、こちらはSuicaの機能と地域毎の独自性が高いサービスを併せ持った交通系ICカードとなっています。主に東日本で広がっているこちらのサービスは、ICカードの利便性を向上させていますね。
地域連携ICカードは現在でも広がっていますが、今回はバス高速輸送システムでの採用が決まったようですね。該当地域の方には嬉しいニュースとなるはずなので、一緒にチェックして行きましょう。
概要
今回取扱うトピックはこちらです。
“JR東、IC乗車券「odeca」にSuica機能。地域連携ICカードに“(Impress Watchより)
odecaはJR東日本が提供する交通系ICカードであり、気仙沼線・大船渡線の「バス高速輸送システム(BRT)」で用いられています。BRTは東日本大震災の際に交通網の復旧のため開始されたものであり、専用道の整備等で安定した運行を可能にしていますね。
odecaの名前の通り、
お出かけでの使いやすさを重視したICカードのようですね。
odecaは2023年7月からリニューアル予定となっており、Suicaの地域連携ICカードへと変化します。リニューアル後はSuicaエリアや相互利用エリアでも使えるようになる他、JREポイントへの登録も可能となる等Suicaの機能を使うことが出来ます。
従来のodecaカードは2023年6月末で廃止されますが、残高の払戻しについては後日告知が行われる予定です。また、2023年1月からはodeca定期券の発行も順次制限されます。
筆者の感想
BRTの運用を開始した経緯を考えると、単なる交通手段として以上に重宝している方も多いはずです。より地域と密接したサービスでもあるため、その中で使えるodecaは利用者にとって大きな影響を持っています。
odecaが地域連携ICカードとしてリニューアルすれば、よりサービスが使いやすくなりそうですね。詳細な情報はまだ分からないことも多いのですが、現在サービスを利用している方はもう少し待ちましょう。
震災の影響は現在でも残っており、
被災地域の復興を願わずにはいられませんね。
Suicaの地域連携ICカードが現在でも様々な地域に進出しており、交通系ICカードのサービスがより使いやすくなって行きますね。近年ではブランドカードの非接触決済も注目されていますが、独自性の高いサービスを提供する交通系ICカードについても注目して行きましょう。
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