配送サービスは様々な方に利用されており、その料金を安く済ませる工夫は生活する上で大切なテクニックの1つです。各社も配送料に関する様々なサービスを提供しており、その中で適切なものを選択したいですよね。
ヤマト運輸では9月12日から、自社の配送サービスで使える新しい決済サービスの提供を開始します。こちらではお得な割引サービスも提供されているので、その提供内容をチェックして行きましょう。
概要
今回取扱うトピックはこちらです。
“ヤマトの新決済サービス「にゃんPay」 宅急便が12%割引“(Impress Watchより)
ヤマト運輸は自社のサービスで使える決済手段として、9月12日からコード決済サービス「にゃんPay」の提供を開始します。サービスを利用するためにはクロネコメンバーズの登録が必要で、且つヤマト運輸公式アプリからにゃんPayの登録も必要となっています。
にゃんPay最大の特徴と言えるのが、配送料金に対して12%の割引が適用されることです。一部のオプション料金や梱包材等には適用されませんが、宅急便をかなりお得に使うことが出来ますね。
にゃんPayの残高はクロネコマーケットの支払いにも使えるそうですが、
こちらについても割引は適用されないようです。
にゃんPayは銀行口座からチャージすることで使えるサービスで、残高上限及び日間チャージ上限は2万円までです。「ちょうどチャージ」というオートチャージも利用可能で、設定すると支払い時に残高不足分を自動でチャージ(不足が500円未満の場合は500円をチャージ)してくれます。
ちなみに、にゃんPayはその提供にあたって、みずほ銀行が提供する決済システム「ハウスコイン」を活用しています。これはJ-Coin Payの決済基盤によって独自の決済サービスを組み込めるものであり、今後も複数社のサービスにも導入を予定しているそうです。
筆者の感想
ヤマト運輸の割引サービスと言えば、クロネコメンバーズの会員証に付帯された電子マネー「クロネコメンバー割」が思い浮かびますね。こちらは3,000円以上からチャージ可能で、割引率は10%となっています。
にゃんPayとクロネコメンバー割では使い道が一部を除きほぼ変わらず、それでいて割引率はにゃんPayが優れています。にゃんPayはチャージもある程度細かく出来るので、従来よりも使いやすいかもしれませんね。
ヤマト運輸を月間に何度も活用する方の場合は、
15%割引のクロネコメンバー割BIGをそのまま使い続けましょう。
少々気になるところは、にゃんPayがJ-Coin Payのシステムによって提供されていることです。にゃんPayの対応金融機関を確認したところ、やはり地方銀行や信用組合等が中心となっていました。
にゃんPayは便利なサービスになりそうな一方で、人によってはチャージ方法に困ってしまうかもしれませんね。このために新しい銀行口座を開設しても良いですが、あまり口座を増やしたくない方の場合はクロネコメンバー割を使い続けることも選択肢に入ります。
にゃんPayは現金でチャージすることが出来ないので、
使う場合は対応口座の開設が必須な様子です。
ですが、にゃんPayはそのシステムも含めてこれから始まる新しいサービスです。将来的な期待も大きい決済サービスなので、これからの展開にも注目して行きたいですね。
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