IDAREカードはFivotが提供するブランドプリペイドカードであり、月間の平均残高やチャージ金額に応じてボーナス残高を付与するサービスが特徴的ですね。使い方次第では非常にお得なサービスですが、利用する際にはいくつか注意すべき点があることも事実です。
IDAREカードに不正利用補償が無かったこともその1つですが、今回そちらに関する更新があったようです。サービスを利用する方にとっては非常に重要なことでもあるので、興味があれば一緒に情報を見て行きましょう。
概要
今回取扱うトピックはこちらです。
“補償制度見直しに伴う利用規約改訂に関するお知らせ“(IDARE公式より)
IDAREカードでは2023年8月に利用規約の更新が予定されており、不正利用補償に関する記載が新たに盛り込まれます。これからはもしIDAREカードが不正利用に遭ってしまった場合でも、一定の条件の下で被害が補填されるので安心出来ますね。
補償自体は数日前から始まっていた様子ですが、
契約としての制度化は8月からです。
新規約で補償を受ける場合、ユーザー側は予め本人確認を済ませておく必要があります。実際に不正利用に遭った際は速やかに決済の一時停止を設定した上で、アプリのお問い合わせ(身に覚えのない取引)から運営へ報告を行いましょう。
それに合わせて、不正利用の発生から30日以内に管轄の警察組織へ被害届を提出しましょう。運営から調査結果が報告された後は、被害届の届出番号と合わせて補償申請をすれば後日被害額分の残高が加算されます。
不正を報告する際は、該当の決済日時・決済金額・加盟店名を伝えましょう。
また、記載内容を確認する限りでは、被害届の提出は報告の後でも大丈夫な様子ですね。
ただし、個人的には補償対象外となる条件の中で、「ユーザーが過去3カ月以内に別の補償申請に基づいて、補償を受けていた場合」の部分は少々気になります。過去3か月以内に補償制度を利用していた場合は対象外になる可能性があるので、制度があるからと言っても不正対策を怠らないようにしましょうね。
筆者の感想
IDAREカードはサービスの性質上残高が高額になりがちで、その分不正利用が発生した際の被害も大きくなる可能性があります。そのためユーザーからは不正利用補償の制度化が望まれており、今回のニュースはとても嬉しいものとなりましたね。
また、IDAREカードは海外事務手数料が無料で対応されており、個人輸入や海外旅行等でも活躍するサービスとなっています。海外でカードを利用する際には不正の心配も増加するので、補償制度への対応はそちらの面でもメリットが大きいと言えるはずです。
補償にはいくつかの制限こそありますが、
そこまで厳しいというわけでもないので支障は少ないはずです。
IDAREカードは最近でも様々な面で強化が図られており、お得な支払いには欠かせないサービスの1つとなっています。スマホ非接触決済に対応していない等いくつかの課題もありますが、これからの展開に大きく期待して行きたいですね。
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