国内では交通系ICカードが普及しており、最初に利用したキャッシュレス決済がこれだという方も多いはずです。電車の改札やバスの乗車をスムーズに行えるというだけでなく、割引やポイント還元等のお得さも魅力の1つと言えますね。
それらの中でもSuicaやPASMOは代表的なサービスですが、これらのサービスも近年の社会情勢の影響を受けているようです。今後のサービスにも何かしら影響があるかもしれないので、興味があれば一緒に情報をチェックして行きましょう。
概要
今回取扱うトピックはこちらです。
“Suica・PASMO、半導体不足で無記名カード発売を一時中止“(Impress watchより)
交通系ICカードのSuicaやPASMOについて、2023年6月8日から当面の間は無記名カードの販売が一時中止されます。現在では世界的な半導体不足によってICチップが入手困難になっており、必要数量のカード製造が困難になったことが原因のようです。
その一方で、記名式カードや定期乗車券の他、外国人旅行者向けの「Welcome Suica」「PASMO Passport」については継続されます。また、カードの破損や紛失等による再発行も継続される他、Suicaサービスが拡充されたばかりの青森エリア・盛岡エリア・秋田エリアでは無記名カード販売が継続されるようです。
当然といえば当然ですが、
モバイル版のSuicaやPASMOも継続して利用出来ます。
筆者の感想
半導体不足については乗用車やゲーム機等に関する話題を聞くことがありましたが、とうとうキャッシュレス決済の分野にも影響を与え始めたようです。ICカードは様々な決済サービスで利用されている他、近年では非接触決済が重要視されているので少し心配になりますね。
とは言っても、Suica等を含めたIC型電子マネーでは概ねモバイル版の方が便利なので、大抵の方にとって現状での影響は少ないかもしれません。もし今までおサイフケータイにあまり興味が無かった方であれば、これからでも使い始めてみてくださいね。
非接触決済の普及率次第ではあるのですが、
場合によっては今後バーチャルカードが当たり前になって行くかもしれませんね。
キャッシュレス決済への影響がこれ以上大きくなって欲しくないので、より早期の半導体不足の解消を願いたいところです。最近では所謂「都市鉱山」のリサイクルが注目されていたりするので、この機会に個人として出来ることを調べて考えてみても良いかもしれませんね。
コメント