Revolutは外貨の取扱いに長けたウォレットサービスであり、チャージ方法としてブランドカードを使うことも出来ます。残高は専用のVISAデビットカードで支払いに使うことも可能なので、支払い時のお得さを重視するのであればかなり重宝するサービスですね。
ですが、最近になってRevolutカードに関する不穏な報告が相次いでいる様子です。より安全にキャッシュレス決済を利用するためにも、特にRevolutをお使いの方は一緒に情報をチェックして行きましょう。
概要
2023年5月現在、SNS等ではRevolutカードで不正利用が発生したという旨の報告が相次いでいる模様です。支払先によってはRevolutのシステムで弾かれていることもありますが、残高が失われて損害が発生した報告も上がっています。
Revolutでは昨年7月頃にカードの切替えが行われており、多くのユーザーが同じタイミングでカードを更新したことがありました。この出来事によってカードの決済情報が特定しやすい状態にあったため、今回の不正利用多発に結び付いた、という説が世間では有力視されているようです。
先月にはカードチャージ手数料導入の話もあったので、
残高を多くチャージしていたユーザーが多かったことも狙われた要因の1つと言えそうですね。
Revolut運営側もこの事態を把握しているようで、ユーザー向けにメールでの注意喚起を行っています。もしRevolutカードをご利用中の方はアプリの履歴をしっかりと確認すると共に、カードを使っていない時には必ず決済の一時停止(カード情報欄で「凍結」をチェック)をしておきましょう。
もし不正利用が発生したら
Revolutの利用規約である個人利用条件の第20条では、ユーザーが不正利用の被害に遭った場合の補償に関する規定が定められています。もしRevolutカードによって今回不正利用の被害に遭ってしまった方であれば、こちらの制度を活用して損害の補填を申請しましょう。
補償を受けるためにはまず警察に被害届を提出した上で、被害の発生から60日以内にRevolut運営へ不正利用の報告を行います。補償制度では他にも細かな条件が定められていますが、余程特殊な使い方をしていない限りは気にしなくても良いので安心しましょうね。
被害届の番号を示さなければ補償を受付けないこともあるので、
カードを停止した後は最初に警察へ行くようにしましょう。
Revolutへの報告はアプリで該当の利用履歴を開き、履歴下部の「問題を報告」から「この取引は、第三者によって行われました」を選択して行います。申請が済めばしばらくして残高が返金されるはずなので、後はリアルカードの再発行も検討しておきましょう。
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