「ニコニコ」は日本国内の動画投稿サイトであり、ユーザーコメントが動画上に流れる仕組みが特徴的ですね。一時期は日本のネット文化を盛り上げる存在となっていましたが、近年では様々な要因からユーザー離れが進んでいるようです。
そのようなニコニコですが、最近では支払い方法に関するトラブルが発生していたようです。カードの国際ブランドについても考えさせられる出来事なので、興味があれば一緒に情報をチェックして行きましょう。
概要
今回取扱うトピックはこちらです。
“ニコニコ、一部マスターカードによる有料サービス決済を一時停止“(ケータイ Watchより)
ニコニコでは2023年10月8日22時頃から、一部利用料金の支払い方法としてMastercardブランドのクレジットカードが停止されたようです。対象はプレミアム会員料金の他、ニコニコチャンネルやクリエイターサポートの新規登録も含まれます。
停止の理由は詳しく明かされておらず、
再開の見込みも特にない様子です。
プレミアム料金の支払い方法として現在Mastercardブランドのクレジットカードを登録している場合、後日ニコニコのお知らせ機能によって案内が送られます。来月の初めまでに支払い方法を変更しなければ決済が失敗し、1か月間の猶予を過ぎた後で解約されるので注意しましょう。
ニコニコチャンネルやクリエイターサポートについては、既に設定中のカードであればMastercardブランドでも継続して使える様子です。もしこれからこちらのサービスへ新規登録する場合は、別の決済方法を選択しましょうね。
筆者の感想
近年では減速気味のニコニコでしたが、今回のニュースには様々な方が反応している様子ですね。近年のMastercardは表現規制に関連した話題に挙がることが多く、今回の取り扱い停止に関してもそちらに原因があるのではないかと多くの方に推測されています。
一説によると、とある動画のタイトルが猫への虐待を連想させるということで、Mastercardからクレームが入っていたことが原因とされているようです。その動画はむしろ猫を保護する様子が撮影されたものでしたが、Mastercardとニコニコで考え方に相違があったようですね。
個人や地域によって価値観の違いはあるものですが、
その動画は特に規制する程のものではないように思います。
欧米を中心とした「ポリティカル・コレクトネス」運動以外でも、国際社会では外国への干渉手段として国際ブランドが使われることがあります。これを考えると、JCBが存在する日本は国際的にかなり強いとも言えますね。
キャッシュレス決済の普及が進められている現代社会において、海外に依存しないシステムを持つことはとても重要です。日本にはJCB以外にも様々な決済サービスが存在しているので、それらをしっかりと盛り上げて行きたいところですね。
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