BaaSは銀行が提供するサービスの1つで、これは提携他社が自社の銀行システムにアクセスすることが出来るものです。これによって提携他社が独自のサービスを追加した口座支店が提供可能となり、その多様性からユーザーにも大きなメリットが生まれます。
住信SBIネット銀行ではBaaSとしてNEOBANKを提供していますが、今回は松井証券と提携した口座のサービス開始が決まったようです。様々なメリットを持つ便利な口座となっている様子なので、興味があれば一緒に情報をチェックして行きましょう。
概要
今回取扱うトピックはこちらです。
“松井証券、「MATSUI Bank」10月開始 証券・銀行をシームレスに“(Impress Watchより)
松井証券は2022年10月頃に住信SBIネット銀行との提携を開始しており、NEOBANKを活用した新しい金融サービスの提供に向けて準備を進めていました。そして、2023年10月から「MATSUI Bank」の提供が開始される予定となっています。
ATM入出金手数料や他行振込手数料については、
他のNEOBANK口座と同様にそれぞれ月5回まで無料となります。
MATSUI Bankは松井証券の利用者向けに提供される金融サービスであり、銀行口座と証券口座の連携が強化されています。証券口座で取引を行った際の自動振替(スイーブ)機能は勿論として、口座間の入出金も即時に完了します。
MATSUI Bankにおける他の特徴としては、円普通預金金利として年0.2%が適用されることが挙げられます。これはNEOBANKとしてもかなり高い金利となっており、余剰資金を集めておく口座としても重宝しそうですね。
MATSUI Bankでは専用のアプリが用意され、口座取引もスマホ上で利用出来ます。こちらでは「アプリでATM」にも対応しており、セブン銀行/ローソン銀行のATMではスマホがあれば入出金が可能です。
MATSUI Bankデビット
MATSUI Bankのキャッシュカードはデビットカードにもなっており、Mastercardブランド及びその非接触決済が利用可能です。MATSUI Bankデビットは無料で発行可能となっている他、スマホデビットとしてスマホから非接触決済を使うことも出来るそうです。
MATSUI Bankデビットでは独自の還元サービスも用意されており、決済金額1%分の「松井証券ポイント」が貯まります。こちらは投信積立や景品交換に利用出来る他、PayPayポイント・dポイント・Amazonギフト券にも交換可能です。
ポイントの交換単位や交換レートを考えると、
松井証券ポイントはdポイントに交換するのがベストなようです。
MATSUI Bankでは口座自体もかなりお得ですが、デビットカードも中々使いやすいサービスとなっている様子ですね。これらのサービスに興味がある方であれば、こちらの口座開設も検討してみましょう。
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