キャッシュレス決済と言ってもその方式は様々であり、ブランドカード1つにしても現代ではかなり進化しています。最近の日本でもVISAのタッチ決済を始めとした非接触決済が普及し始めており、これからお買い物が更にしやすくなって行きそうですね。
今回はキャッシュレス決済の方式について、決済業界で新しいプロジェクトが始まっているようです。お買い物の支払い体験が根本から変わって行くかもしれないので、興味があれば一緒に情報をチェックして行きましょう。
概要
今回取扱うトピックはこちらです。
“「タッチしないタッチ決済」実現へ りそなやJCBがBLE+UWBの新決済体験“(Impress Watchより)
JCB・りそなホールディングス・べスカの3社は2024年1月10日、「タッチしないタッチ決済」プロジェクトの共同研究に向けた戦略的パートナーシップの締結をしたことを発表しました。これはお買い物の際にスマホをカバン等の中に入れておけば、何も取り出すことなく支払いが可能となるシステムのようです。
このシステムではBLE(Bluetoothの省電力通信モード)やUWB(周波数帯域の広い無線通信)等といった、端末間での近距離無線通信技術が用いられています。これによって来店者のスマホと店舗の決済端末が自動で連携され、認証から決済手続きの完了までスマホの操作が不要になるようです。
スリープ状態の解除すら不要となるらしく、
技術的なことは兎も角として革新的なシステムですね。
今後は実店舗を用いた実証実験が予定されている他、機能強化のために新たな協業パートナー候補の探索も行われます。また、今後は生体認証との組み合わせによる高精度・高速化・システムの簡素化も検討されている他、決済以外の付加価値についても検討されているそうです。
筆者の感想
東京オリンピックを契機にNFC Payがやっと普及し始めたと思っている内に、今度はタッチすらしない決済手段ということで驚きですね。現代社会ではIT技術が目覚ましい発展を遂げていますが、それに伴ってキャッシュレス決済も劇的な進化を遂げているようです。
過去の購買履歴等に応じて優待やクーポンを提供するサービスも出来るそうなので、
新しい決済システムのお得さにも注目して行きたいですね。
この決済システムが実現して今後主流となるかは分かりませんが、支払いがより手軽になることは確実でしょうね。プロジェクトの実現に向けて課題は多いかもしれませんが、今回協業している3社に対しては応援して行きたいところです。
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