Revolutはイギリス発のウォレットサービスであり、外貨の取扱いに長けていることが特徴です。こちらではRevolutカードという残高を利用したデビットカードも提供されているので、海外送金や海外旅行等の用途ではかなり重宝しますよ。
Revolutで送金サービスを活用するためには銀行口座チャージが必要となりますが、こちらについてみんなの銀行との提携がスタートするようです。両社のサービスがより便利に使えるようになるので、興味があれば一緒に情報をチェックして行きましょう。
概要
今回取扱うトピックはこちらです。
“世界最大規模のデジタル金融サービスRevolutグループとの戦略的パートナーシップに向けた基本合意の締結|グローバルで4,000万超の顧客基盤を持つRevolutグループと日本最大規模の地域金融グループ・FFGが新たな価値共創に向けた取組みの検討を開始“(みんなの銀行公式より)
Revolutとみんなの銀行は2023年6月6日にBaaS事業にかかる基本合意の締結を発表しており、銀行APIを活用したサービスの提携について協議が進められていました。実現すればサービス間で機能の相互的な活用が可能となるため、よりサービスの利便性が向上することが期待されます。
この話は2024年6月26日に進展があり、みんなの銀行とREVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN、及びそれぞれの親会社であるふくおかフィナンシャルグループとRevolut Ltdの4社が戦略的パートナーシップに向けた基本合意書を締結したようです。
現時点で予定されている連携サービスは3種類で、
検討段階のものについては決定次第改めてお知らせされるそうです。
最初の連携は2024年7月から開始される予定となっており、Revolutのチャージ方法として「クイック銀行チャージ」が追加されます。これはRevolutとみんなの銀行口座が直結し、手数料無料で即座にチャージ出来るというものです。
今後はみんなの銀行の機能やサービスの一部(eKYC・銀行口座開設・ローン等)について、国内のRevolutユーザーに提供することも検討されています。それとは逆に、Revolutが世界で展開している金融サービスの一部(外国送金・運用系サービス・共同カード発行等)について、みんなの銀行を含めたFFGグループ銀行で活用することも目指しているようです。
現在のRevolutで送金サービスを活用する際、銀行口座チャージがより手軽になれば利便性が大きく向上しそうですね。また、今後も提携に関する取り組みは進められて行く様子なので、新しいサービスについても期待したいところです。
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