【健康保険】マイナ保険証の加算軽減と従来の保険証での負担増として方針が決定

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現在の日本ではマイナンバー制度が導入されており、政府はマイナンバーカードの普及を推し進めています。その手段の1つとしてマイナンバーカードの用途が拡張されており、運転免許証や健康保険証等と一体化させる動きも起こっていますね。

そのマイナ保険証にはいくつかの問題点があるのですが、今回その解消のために方針が決定されました。多くの国民に影響のあることなので、この話題について少し考えてみましょう。

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概要

今回取扱うトピックはこちらです。

マイナンバーカードと健康保険証が一体となった「マイナ保険証」ですが、導入された際に診療報酬加算が問題となりました。マイナ保険証を利用すると負担が増え、従来の保険証と比較して損をしてしまうというものです。

カノケイト
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現在のマイナ保険証では自己負担3割の場合で初診21円、

再診12円等といった料金の加算が発生しています。

事務負担が少ないはずのマイナ保険証を利用した方が料金が高いということで、現在の制度は大きな批判を浴びています。それを受けた厚生労働省は今月8日、診療報酬加算の見直しをする方向で検討に入りました。

現在の方針としては、マイナ保険証にかかる診療報酬加算の引き下げが行われます。逆に、従来の保険証を利用した場合の負担を増やし、マイナ保険証を利用した方が割安となる状態を作る見込みです。

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筆者の感想

マイナ保険証の診療報酬加算については、医療機関で必要なシステムの導入を促進するために設けられています。ですが、マイナ保険証の利用者側からすればデメリットしか無いため、普及のためには変更が必須でしょうね。

マイナ保険証では、2023年4月からシステムの導入が原則義務化されます。マイナンバーカードの普及率は現時点で45%程度に留まっており、今回の方針は多くの方に影響を与えるはずです。

カノケイト
カノケイト

マイナンバーカードの普及を考えるのであれば、

利用者にとっての純粋なメリットをもう少し増やして欲しいですね。

このニュースはSNS等でも大きな反響があり、様々な視点から議論を呼んでいました。特に従来の保険証で負担を上げることは強く批判されており、他の相対評価を下げることによるマイナンバーカードの推奨方法には賛否両論が巻き起こっていますね。

筆者個人としては、「マイナンバーカードでこれが出来たら良いな」といった議論が世間で足りないように感じています。マイナンバーカードに関しては様々な考えがありますが、もう少し能動的な意見が増えると良い方向に転がるかもしれません。

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