政府はマイナンバーカードの普及を進めるために、様々なアピールを行っています。中でも大きなものがマイナポイントであり、ポイント還元を目当てに申請をした方も多いはずです。
マイナポイント第2弾の対象は9月末までにカードを発行した場合に限っていましたが、今回その期限が延長されることになりました。これからカードの発行申請を行おうと考えている方は、期間をしっかりとチェックしておきましょう。
概要
今回取扱うトピックはこちらです。
“マイナポイント第2弾、マイナンバーカード申請期限を12月末まで延長“(Impress Watchより)
マイナンバーカードでは普及のための施策としてマイナポイントを実施しており、現在では第2弾が行われています。対象は今年9月末までにマイナンバーカードを発行した場合となっていましたが、今回この申請期限が12月末までに延長されることになりました。
マイナポイント自体の申請期限は来年2月末から延長されないので、
余裕を持って申請するべきことに変わりありません。
マイナポイント第2弾ではマイナ保険証を設定すると7,500円分、公金受取口座を設定すると7,500円分のポイントが付与されます。また、今回でマイナンバーカードを新規発行した場合、5,000円分のポイントをもらうことも出来ます。
マイナポイントの受取対象となる決済サービスはいくつかあるので、用途に合ったサービスを選択しましょう。決済サービスによってはマイナポイントと連携したキャンペーンを実施していることもあるので、そちらもチェックしたいですね。
筆者の感想
本来であれば今月末までの発行がが対象となるマイナポイント第2弾でしたが、3か月延長されたのでこれからでも十分に間に合いそうですね。発行申請の手続きを煩わしく感じた方も多い様子ですが、興味があればこの機会を活用しましょう。
カードの対象発行申請期限が12月末になるということは、12月は役所が混んでしまう可能性がかなり高そうですね。もし今からマイナポイントに参加したい場合であっても、余裕を持って申請することが大切ですよ。
役所の職員にも大きな負担がかかることが予想されるので、
12月までに混雑対策を整備する必要もありそうですね。
政府はマイナンバーカードについて「年度末までにほぼ全国民に行き渡る」ことを目標にしていますが、現状の普及率は53%程に留まっているようです。マイナポイントの予算もかなり余ってしまうことが予測されており、期限の延長は必然的なのかもしれませんね。
ちなみに、これは個人としての正直な感想なのですが、マイナポイントはあくまで時限的な施策なのであまり興味を持っていません。マイナンバーカードを普及させたいのであれば、やはり制度自体の信頼性や利便性を向上させる方針で進んで欲しいですね。
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