【日本郵便】ゆうパックの料金が2023年10月から値上げされる予定

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現在施行されている働き方改革関連法では労働時間規制や割増賃金の引き上げ等が盛り込まれていますが、自動車運転業務等では2024年3月までの猶予が与えられています。各配送業者も期限までに対応しなければなりませんが、このような流れは「物流の2024年問題」とも呼ばれていますね。

その他燃料費の値上げ等の理由もあり各配送業者は配送料の値上げを迫られていますが、日本郵便もその流れに合わせたようです。サービスをよく利用される方には大きな影響があるので、興味があれば一緒に情報をチェックして行きましょう。

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概要

今回取扱うトピックはこちらです。

ゆうパック、10月値上げ“(Impress watchより)

日本郵便は2023年10月1日から、小包の配送サービス「ゆうパック」の配送料を値上げすることを発表しました。例えば、80サイズの小包を関東から関西へ配送する場合、配送料は1,200円から1,310円に上昇するようです。

カノケイト
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配送料の平均改定率は10%程度とされていますが、

小包のサイズが大きい程値上げ幅は大きくなるようです。

一部の特殊な取扱いのゆうパックについても配送料が値上げされ、重量ゆうパックの料金は基本運賃+560円となります。また、空港ゆうパックの料金は基本運賃+800円となり、観光ゆうパックの配送料も1個あたり1,680円となるようです。

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筆者の感想

佐川急便やヤマト運輸は既に4月から配送料の値上げを実行していますが、日本郵便は半年遅れて値上げに踏み切るようです。労働環境の問題や近年の国際情勢を考えると、値上げの流れは仕方が無いと言えるのかもしれませんね。

日本郵便は4月にも各種オプションサービス料金の値上げを発表していますが、ゆうパックの値上げはそちらと同時に開始されるようです。特に事業者へ与える影響は大きいと思われるので、今回のニュースに関してはそちらも含めて考えましょう。

カノケイト
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「物流の2024年問題」の解決は大変結構なことですが、

個人的には少しだけ気に入らないところがあります。

日本郵便では度々労働環境の問題がクローズアップされていますが、その対象はほとんど配達員の環境についてです。社内では内務職員に対する予算の削減や数々のハラスメント等の方が深刻ですが、そちらは全く取り上げられることがありません。

内務職員にとっては配達員こそが暴力やハラスメントの主要な加害者の1つであり、そのような集団が社会から便宜を図られている構図には怒りすら沸いて来ます。社会全体で「労働問題の解決」という標題を掲げるのであれば、話題性ではなく本質を見て活動して欲しいところです。

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