人々の生活を支えるためには支援が必要になることもありますが、残念ながらその中で不正に手を染めている団体も少なくありません。女性支援団体「colabo」への疑惑もその1つであり、現在でもその追求が進められています。
現在かなり注目されているcolabo問題ですが、先日団体及び代表者からの反撃が行われた様子です。その一連の流れにはかなり興味深いものがあったので、一緒に情報をチェックして行きましょう。
概要
今回のトピックは少々サイトの趣旨から離れてしまうかもしれませんが、個人的に気になったのでご紹介します。
colaboは若年女性を対象とした支援団体であり、主に家庭内の事情で浮浪状態となっている方を支援しています。東京都の「若年被害女性等支援事業」にも参加している団体であり、都から支援金を受け取って活動していますね。
当該団体には今年の8月頃から、不正会計疑惑・公金不正受給疑惑・生活保護費搾取疑惑といった様々な疑惑が持ち上がっていました。団体の公開データ・東京都に提出されたデータ・実際の活動の様子それぞれに整合性の取れない部分が多く、また一部の活動内容にも不審な点があることが理由です。
colaboは特定政党の政治活動への関わりも疑われていますが、
流石に当サイトの趣旨から外れてしまうので省略します。
この疑惑については「暇空茜(暇な空白)」という有志の方が中心となって追及しており、現在では住民監査請求も行っている様子ですね。東京都の担当者を始めとした行政側にも不審な点が目立ちますが、それでも疑惑への追及は着々と進んでいます。
この話題は日増しに大きくなっており、それを警戒してかcolabo代表者仁藤夢乃は11月29日に記者会見を開きます。そして、7人の弁護士からなる弁護団を結成し、疑惑の拡散をデマ・誹謗中傷だとして暇空茜への訴訟を宣言しました。
colaboに関する疑惑は多岐に渡りますが、弁護団の話からすると訴訟自体の焦点は生活保護費搾取疑惑に絞っている様子ですね。他の疑惑についても記者会見で触れていますが、具体的な話は避けていました。
裁判の前から始まる戦い
この記者会見についてですが、現在話題になっている通りかなりツッコミどころが多いものとなっています。本題である訴訟の話をさっと済ませて、後は訴訟と無関係な話を延々と繰り返した上で暇空茜への誹謗中傷を行っていました。
会見の中で最も酷いと言えるのは、弁護団の代表格である神原弁護士の発言です。「オンブズマンでもない人が住民監査請求をするのはリーガルハラスメント」という民主主義を否定するような旨の主張をし始め、このパワーワードによって疑惑関連の話題が爆発的に広がります。
リーガルハラスメントという言葉自体は元からあったらしく、
主に「実子誘拐ビジネス」の違法化を牽制する目的で使われている様子です。
更に、記者会見と同時に「不正をしていない証拠」として出された書類にも様々な不整合が見つかった上に、一部の黒塗り部分がコピー&ペーストで閲覧出来てしまうという大失態が発生しました。その中には車用費の支出先としてユニクロ等が記載されており、不正会計疑惑を補強してしまっていますね。
また、この訴訟に関して暇空茜への情報開示請求等は行われていませんが、何故か弁護団が当人の本名と住所を把握していたことも問題視されています。弁護団の中川弁護士は以前に暇空茜から懲戒請求を受けていたのですが、そこで得た情報を不正に利用した可能性が浮上しました。
中川弁護士が個人情報を不正利用した疑惑については、
暇空茜は既に2度目の懲戒請求を行ったそうです。
実は神原弁護士も別件で懲戒請求されており、弁護士会から懲戒相当の決定が出ています。このままでは弁護士として活動出来なくなる可能性が高いため、裁判の前から弁護団が崩れ始めています。
筆者の感想
当サイトでも以前この問題について取り上げたことがあるので、今回の訴訟は筆者も無関係ではありません。ですが、今回の一連の流れはそれを忘れる程に興味深い部分が多いため、引き続き有志の方々については応援したいところですね。
colabo及び仁藤夢乃は疑惑への追求を牽制する狙いがあったのかもしれませんが、暇空茜の方が一枚上手だった様子です。まさか裁判の前から弁護士と戦い始め、それなりに成果を上げるとはかなり出来る方のようですね。
仁藤夢乃にとってはかなりの強敵ですが、
そもそも敵になるようなことをしなければ良かったですね。
現在では多くの方が疑惑に関心を持っており、集合知によってわずかな証拠も逃さず集まっている状況です。現在も新たな疑惑が見つかっているらしいので、今後もこちらの情報をチェックして行きたいですね。
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