女性支援団体「Colabo」には現在様々な疑惑が浮上しており、議員を含めて多くの方によって追求が進められています。Colaboの事業には多くの公金が投入されているので、国民として見逃すことは出来ませんね。
Colabo問題に関しては元利用者のリークもありましたが、ある議員が元利用者とのコンタクトを取ったようです。その結果として法的な行動に出る様子なので、興味があれば一緒に情報をチェックして行きましょう。
概要
一般社団法人Colaboは女性支援を名目とする団体であり、東京都から若年被害女性等支援事業の委託を受けて活動しています。被保護者への相談や食料・物品の提供を行う他、時には住居(保護シェルター)の提供や生活保護の申請補助も行っているようですね。
ですが、有志の方がColaboについて調査したところ、都に提出された書類や団体が公表していた資料等に辻褄が合わない部分が多数存在していました。そのため、現在Colaboでは不正会計・公金不正受給・貧困ビジネス等の様々な疑惑が浮上しており、現在でも様々な方が疑惑を追及しています。
この問題に関しては政治的なトピックも多数存在していますが、
当サイトの趣旨から外れてしまうのでここでは取り扱いません。
そのような中で、2022年の年末頃にColaboの元利用者を名乗る人物が現れ、SNS上でその時の状況についてリークし始めます。問題を追求していた1人である川崎市議会議員の浅野文直はその方とコンタクトを取り、事情を聴いた上で2月19日にその情報を公開しました。
話によると、告発者はColaboの保護シェルターに入居する際、生活保護の申請が通りやすくなるための不正について教唆されたそうです。具体的には所持品や所持金をColaboが預かり、DVの捏造や精神疾患の演技をする等様々な偽装をした上で申請したということでした。
保護シェルターでは3LDK程度の部屋に3人で居住しており、生活保護費は「自立した時のために積み立てる」という名目で全額をColaboが預かっていたそうです。被保護者にも必要な出費はあるはずですが、それについては「子供のお小遣い程度」の金額を渡していたということです。
その後告発者が保護シェルターを出所した際、Colaboは告発者の所持品を全て勝手に処分してしまったそうです。そして、Colaboが預かっていたとされる生活保護費については、「荷物を処分するための費用に全額使った」という理由を付けて返還されなかったそうです。
勝手に処分された所持品には思い出のアルバム等も含まれていたらしく、
これが本当であれば正に「人の心が無い」ですよね。
浅野議員はこのリークについて調査した結果として、Colaboにおける貧困ビジネスの実態を確信した様子です。そして、浅野議員は2月19日、Colaboについて刑事告発を行う旨を宣言しました。
筆者の感想
現在のColabo問題は同事業の他団体や福祉系NPO法人等にも波及しており、延いては東京都・厚生労働省・男女共同参画そのものにまで及ぶ大疑獄へと発展しています。日本経済の健全性を考えるのであれば、この問題に触れないわけには行きませんよね。
リークの信憑性については気になるところですが、話が本当であればColaboは本物の貧困ビジネス団体ということになります。浅野議員は今回の刑事告発にあたってそれなりの証拠を揃えている様子なので、そちらも含めて今後の展開をチェックして行きたいところです。
また、Colaboと言えば暇空茜(暇な空白)という有志の方に訴訟を提起していましたが、そこでは貧困ビジネスの有無やタコ部屋等の文言が争点となっていました。もし今回のリークが本当のことであると証明されれば、そちらの訴訟にも大きな影響を与えるかもしれませんね。
刑事告発の宣言に関するColabo側の反応も気になるところですが、Colabo及び代表者の仁藤夢乃や支える会等では現在ツイッターの更新が止まっています。以前であれば直ぐに反論していたはずなので、これには正直言って邪推してしまいそうですよね。
女性支援を名目とした公金不正受給も問題ですが、
それに対する既存メディアの姿勢も問題視されていますね。
現在では朝日新聞・東京新聞・しんぶん赤旗等がよく批判されていますが、筆者としては読売新聞の動向が気になっています。読売新聞では2月1日から4日までに「情報偏食」というSNS上のデマを扱うコラムを出していましたが、これは同日の朝刊で1面と2面を使って掲載されていたものです。
朝刊の1面と言えばその日1番の大きなニュースを報じる大事な枠ですが、それを単なるコラムに4日も割くのですから余程広めたいミームがあるのでしょう。筆者の気のせいであれば良いのですが、もしかすると問題への追求を牽制する目的があるのかもしれませんね。
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