【国際ブランド】DLSiteでVISAとMastercardが利用停止!一方ピクシブでは独自電子マネー「ピクシブコバン」開始

世間

ブランドカードはキャッシュレス決済の中核を担うサービスであり、その決済ネットワークである「国際ブランド」は重要な位置を占めています。日本でも「JCB」という国際ブランドが存在していますが、VISAやMastercardといったほとんどの国際ブランドはアメリカの会社ですね。

その性質から国際ブランドはアメリカの圧力手段として用いられることがあるのですが、先月末頃から一部でそれに関する話が上がっていたようです。ちょっとした話ではあるのですが、興味があれば一緒に情報をチェックして行きましょう。

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概要

今回取扱うトピックはこちらです。

DLSiteは株式会社エイシスが運営する大手のダウンロード販売サイトであり、主にマンガやゲーム等のエンタメコンテンツを取扱っているようです。現在では多言語化もしている国際規模のサイトとなっており、支払い方法としては勿論ブランドカードにも対応しています。

カノケイト
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エイシスは所謂同人活動の一環として始まったそうですが、

現在ではレンタルビデオショップ「ゲオ」の関連会社となっています。

DLSiteは成人向けコンテンツも多く取り扱っているようなのですが、運営は2024年3月26日にクリエイターへ向けて表現の一部変更を要請しました。これは海外の国際ブランド会社が大きく関わっているらしく、そちらからの表現規制要請に応じて行われたものだったようです。

国際ブランド会社は過去にも「不適切な表現」があると判断した事業者に対して、利用停止の圧力をかけたことが度々ニュースになっていました。DMMの一件はそのわかりやすい例ですが、今回の事件もその一環として行われているようですね。

カノケイト
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運営側は一部語句の置き換え案を提示していましたが、

この関係で「ひよこババア」というパワーワードが誕生して話題になっていましたね。

そして2024年4月3日、DLSiteではVISA・Mastercardの2ブランドが利用停止されてしまったようです。世間では国際ブランド会社との交渉決裂が噂されているようですが、ともかく現時点で対応している国際ブランドはJCBのみとなっているようですね。

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ピクシブコバンについて

DLSiteの件でネット界隈が騒然となっている一方、ピクシブについてはこのようなトピックがあったのでご紹介します。

イラスト投稿サイトのピクシブは2024年4月2日、独自の電子マネーサービス「ピクシブコバン」の提供を開始しました。こちらはピクシブかんたん決済による事前のチャージが必要で、1コバン=1円としてBOOTHやpixivFANBOXの支払いに使えるようです。

ピクシブコバンの残高にはチャージで加算されるコバン(有償)と、キャンペーン等で加算されるコバン(無償)の2種類があります。コバン(有償)の有効期限はチャージ後180日間となっている様子なので、もし利用する場合はあまりチャージし過ぎないように注意しましょう。

カノケイト
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チャージ方法は限定されていますが、

今後拡張する予定となっているそうです。

こちらはサービス開始を記念したキャンペーンも開催されており、2024年4月30日までは1回2,000円分以上のチャージで5%分のコバン(無償)が付与されるようです。また、2024年5月31日まではみんなの銀行ピクシブ支店にて新規開設と条件達成で最大8,000円プレゼントのキャンペーンも開催されている様子なので、興味があればこちらもチェックしておきましょう。

ピクシブは以前から金融・決済関連のサービスに進出しているので、ピクシブコインがリリースされたことも何ら不思議なことではありません。ですが、国際ブランドを介した外圧が強まっている昨今であれば、ピクシブの姿勢は今後かなりの強みとなって来るのかもしれませんね。

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