POINT WALLET VISA PREPAIDに関する記録

POINT WALLET VISA PREPAIDについてはサービス提供が終了し、2022年から順次機能の停止が予定されています。また、現在では既に新規発行を受け付けていないようです。

ですが、カードに関する記事は記録として残しておきます。役に立つ情報はあまり無いかもしれませんが、1つの読み物としてお楽しみください。

サービス概要

POINT WALLET VISA PREPAIDとは、株式会社セレスと提携したSMBCファイナンスが発行していたブランドプリペイドカードサービスのことです。予めチャージした残高を利用して、VISAブランドによる決済を行うことが可能です。

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セレスはネットマーケティングを主とする企業で、

ポイントサイト「モッピー」の運営元です。

大きなリスがイメージキャラクターのサイトですね。

カードの発行条件としてはモッピーのアカウントが必要な程度で、年齢制限は特に課せられていません。ただし16歳未満の方が発行する場合は親権者の同意が必要とされ、カードと同封の同意書に親権者のサインをもらって返送を行います。

まずは、POINT WALLET VISA PREPAIDの基本的なサービスを見ていきましょう。

カードを発行した際、利用する前にアクティベート(カード有効化)の処理が必要となっています。このアクティベート操作にはマイページを利用しますが、マイページは商品紹介ページ上部からアクセス可能でした。

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マイページは利用明細の確認や、

チャージ等各種設定にも使います。

暗証番号が必要な加盟店では、申込時に設定した番号を入力します。また、ネット加盟店用の利用者名は「CARD HOLDER」(姓と名が分かれている場合は、CARDが名でHOLDERが姓)となっていますね。

モッピーポイント

モッピーポイントとは、ポイントサイトのモッピーで提供されている独自ポイントのことです。POINT WALLET VISA PREPAIDの還元対象はモッピーポイントであり、還元された後はモッピーでのポイント交換に利用可能です。

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ポイントサイトのポイントなので用途は多岐に渡り、

現金としての口座振込や共通ポイントへ交換も可能です。

ただし、モッピーポイントを交換する際には所定の手数料が発生する場合が多いですね。もし手数料を負担したくないのであれば、ドットマネーというポイント合算サイトを中継しましょう。

モッピーポイントをチャージに利用する場合は、1ポイント=1円分の価値として扱われます。100ポイント以上1ポイント単位の細かい金額でチャージ可能な上、手数料無料なのでチャージの使い勝手としては良いですね。

モッピーポイントでのチャージは、モッピーのポイントを即時利用したい場合にも重宝します。モッピーでポイントを大量に貯めている方であれば、こちらの方法も便利に使えそうですね。

POINT WALLET VISA PREPAIDの使い方

POINT WALLET VISA PREPAIDは使い道が少なく、国際ブランドを直接利用する以外の方法ではまともに決済が出来ません。チャージ手数料等の影響もあって、カードの使い方はかなり限られます。

チャージ方法

POINT WALLET VISA PREPAIDのチャージを行う場合は、SMBCファイナンス発行カードを中心にしましょう。通常のチャージ手数料は高めに設定されており、チャージも1回5万円までなので他の方法では大抵損をします。

SMBCファイナンス発行カードであればチャージ手数料を気にすることもないので、その場で必要な分のチャージだけを行っても損はありません。お得さについてだけでなく、防犯目的でもこちらからのチャージをおススメします。

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SMBCファイナンス発行カードでチャージしても、

カード側のポイントはしっかり還元されます。

三井住友カードとは違うんです。

モッピーのAmazon広告

ポイントサイトとは、サイト内の広告を経由したユーザー向けに、広告料の一部を換金性の高い独自ポイントとして付与してくれるサービスのことです。普通にネットショッピング等を利用するよりも、お得なポイント還元を得ることが可能ですね。

現在、多くのポイントサイトではAmazonの広告がポイント還元対象外として指定されています。ですが、モッピーのAmazon広告ではPOINT WALLET VISA PREPAIDによる決済に限り還元対象となっていました。

広告の還元率は0.5％なので、ここだけでも1％の還元を受けることが可能ですね。これにチャージ元のカード還元率も加われば、Amazonでのお買い物に利用するカードとしてはかなりお得な1枚と言えます。

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Amazonギフト券利用分は広告の対象外となっており、

あくまで当該カードによる決済金額のみが対象ですよ。

POINT WALLET VISA PREPAIDの注意点

POINT WALLET VISA PREPAIDにおいて最大のネックとなるのが、その安全性です。このサービスを利用する場合は、常に不正利用被害を警戒しましょう。

カードのセキュリティが弱い

カードにはICチップが付帯しておらず、磁気ストライプでの決済を行うためスキミングによる不正利用被害が発生しやすくなっています。ICチップが無いことで、非接触決済手段である「VISAのタッチ決済」にも非対応です。

他の決済サービスに紐付けて使おうとしても、その選択肢は非常に狭いと言えます。3Dセキュア認証に対応していないためモバイルSuicaやコード決済ではまともに使えず、Apple PayやGoogle Payにも対応していません。

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コード決済のPayPayであれば使えそうですが、

月5,000円が決済上限では常用に向きませんね。

不正利用補償が無い

POINT WALLET VISA PREPAIDの残高が不正利用された場合、その損害は一切補償されません。カードを利用する場合は、不正利用が起こらないように工夫が必要です。

POINT WALLET VISA PREPAIDで可能な不正利用対策は、マイページでの決済一時停止/再開設定のみです。これ以外で可能な対策は少なく、チャージを最小限にする等しか出来ません。

もしカードを紛失してしまった場合は、すぐにマイページからカードを一時停止しなければなりません。そしてカードの再発行を申請すれば、残っている残高を引継いだ新しいカードが再発行されます。

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不正利用はカードの利用店舗が多い程可能性が高まるので、

Amazonのみで使うことも情報流出を防止する手段の1つです。

サービス終了について

POINT WALLET VISA PREPAIDはモッピーでの特典が魅力のカードとしてリリースされており、当初は広告利用時の即時還元サービス等が提供されていた有用性の高いカードでした。還元率もAmazonにおいては申し分なく、発行するメリットはかなり高かったはずです。

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当時はお財布.comやモバトクといったポイントサイトでも発行可能でしたが、

その中でもモッピーの特典がずば抜けて優秀でしたね。

ちなみに、両ポイントサイトはサービス終了済みです。

ですが、状況の移り変わりと共にその有用性も少なくなっていきます。Amazon広告を除いた優待サービスが終了した上に、セキュリティに不安のあるサービスではあまり使われませんよね。

現在のブランドプリペイドカードは3Dセキュア認証に対応しているものや、ICチップが付帯しているものも登場しています。それらの現状にサービスが追いついていくことが出来ていなかったので、サービス終了は仕方が無いのかもしれませんね。

カードのサービス終了は2022年から順次適用されるので、ここからはその予定を見ていきましょう。

もし残高が残っていたとしても、払戻しは可能なので安心してくださいね。SMBCファイナンスのアンサーセンター(TEL：03-4330-1377)に電話をかけることで今すぐ解約することも可能ですが、こちらでは残高の返金対応が無いので予め使い切りましょう。

まとめ

POINT WALLET VISA PREPAIDはモッピーと連動した、ポイントサイトのポイントが貯まることが特徴のブランドプリペイドカードでしたね。モッピーのポイントは使い勝手が良いので、貯まった時の嬉しさは他のポイントよりも高いはずです。

サービスとしては終了してしまいますが、ポイントサイトと連携したカードは魅力のあるものでした。これからの時代に合わせた、新しいお得カードが登場することに期待しましょう。

カノケイト

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