LINE Payは日本国内においてかなり早い段階でコード決済を提供したサービスですが、こちらは2025年4月末をもって全サービスの終了が予定されています。更にVISAプリペイドカードは1月30日、決済サービス全般は4月23日をもって停止されるので、残高が余っている場合は何らかの対処が必要となります。
これに伴ってLINE PayではPayPayへ残高を移行可能となる予定がアナウンスされていましたが、今回はその機能の提供が開始されたようです。この機能は利用する上でいくつかの注意点も存在するので、興味があれば一緒に情報をチェックして行きましょう。
概要

今回取扱うトピックはこちらです。
“「LINE Payの残高」から「PayPay残高」へ移行ができます!“(LINE Pay公式より)
LINE Payでは2025年1月27日から、現在余っている残高をPayPayへ移行する機能の提供が開始されました。終了時期はコード決済等と同じく同年の4月23日までとなっており、残高の移行にあたって手数料負担等は発生しません。
残高の移行にあたって金額の指定は出来ず、基本的には現在保有している残高が一括で移行されます。また、移行上限は1日2万円まで且つ合計10万円までとなっており、2万円以上の残高がある場合は複数回の申請が必要となるようです。

サービス終了後には手数料無料・残高区分無しでの払戻しが予定されているので、
10万円以上の残高が残っている場合はそちらを待つのも手ですよ。
移行される残高の区分については、本人確認済みのアカウントから移行した通常残高はPayPayマネー(出金可)となります。その一方で、本人確認未済アカウントの残高や「LINE Payライト残高」を移行した場合、又は移行先となるPayPayで本人確認未済の場合はPayPayマネーライト(出金不可)となるようです。
また、この機能によって移行手続きを行う際には必ずオートチャージが設定されていないことを確認しましょう。LINE Payでは移行機能を使用した後でもオートチャージ設定が自動では変更されず、移行による残高の減少によって通常と同じようにオートチャージが発動してしまうようです。

チャージ機能と決済機能が現時点で稼働中という事情もありますが、
残高を移行する方はもうLINE Payを使うことがまず無いと思うので、
もう少しちゃんと作って欲しかったと言えばその通りですよね。
移行機能はスマホのLINEアプリで「ウォレット」タブの上部から、又はLINE Payの画面から「残高移行」をタップして申請します。申請自体の操作は成り行きに任せればそのまま完了するはずなので、必要な方は気軽にやってみましょうね。
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