【2024年10月】指定ECサイトで再配達の削減手段を選択した際のポイント還元施策が開始予定

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日本では働き方改革に関連した法制度の整備が進められており、配送事業者については2024年3月でその猶予期間が終了しています。これによって国内の物流能力の低下が懸念されており、世間一般では「物流の2024年問題」とも呼ばれています。

物流が圧迫される大きな要因の1つは再配達の多さにある様子ですが、今回はこちらを解決するための政府の動きがあったようです。ECサイト等の利用者にとってのメリットも大きい事業なので、興味があれば一緒に情報をチェックして行きましょう。

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概要

今回取扱うトピックはこちらです。

政府は2024年7月25日に「我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議」を行い、再配達削減を目標としたポイント還元の実証事業を行うことが発表されました。これはECサイト等を利用した際に置き配等の手段を指定して、再配達が発生しなかった場合に1回最大5円分のポイントを還元するというものです。

カノケイト
カノケイト

2024年4月時点の再配達率は約10.4%とされており、

これを年度中に6%まで削減することが目標のようです。

制度は2024年10月からの実施を目標にしており、具体的な適用条件はECサイト等の事業者によって異なるようです。現在予定されている参加事業者としては、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便・Amazon・楽天・LINEヤフーが発表されています。

Amazonでは日対面等の受取り方法を活用した場合、1度の配達で受取り出来ればポイントが還元されます。楽天では日時指定をした上で1度の配達で受取り出来た場合、LINEヤフーでは余裕のある日付に配達指定を行った場合にポイントが還元されるようです。

ちょっとだけ再配達削減に協力すればポイントが貰えるので、制度が開始された際には積極的に活用したいですね。また、今回の施策はあくまで国の支援によって試験的に行われている段階ですが、これが今後ECサイトの新しいスタンダードとなることにも期待したいところです。

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