日本では2019年から働き方改革関連法が順次施行されていますが、配送業者については業務の性質から2024年3月末まで猶予が設けられています。これ以降は労働時間の上限規制が強まることになるため、配送業者はそれまでに対応を完了させなければなりません。
各配送業者はこの「物流の2024年問題」を解決するために何度か料金の値上げを行っていましたが、ヤマト運輸では今回も一部料金の値上げを予定しています。少々簡易的な取扱いにはなりますが、興味があれば一緒に情報をチェックして行きましょう。
概要

今回取扱うトピックはこちらです。
ヤマト運輸は2024年4月1日から、大型サイズの宅急便や一部オプション料金の値上げを行うことを発表しました。国際情勢の不安定化に伴って輸送コストが上昇したことが理由として挙げられていますが、物価上昇が落ち着いてきたことを踏まえて値上げは一部に留めたそうです。

具体的な値上げ幅はサイズや配送先によって変わりますが、
全体的には大体2%位となる様子ですね。
宅急便では180サイズ・200サイズが対象となり、160サイズ以下や宅急便コンパクトの料金は変わりません。例えば関東から中国・四国への配送で180サイズが4,090円(+220円)、200サイズが5,190円(+660円)となるようです。
値上げはクール宅急便でも行われ、60サイズで275円(+55円)、80サイズで330円(+110円)、100サイズで440円(+110円)、120サイズで715円(+55円)となります。今までは60サイズと80サイズのオプション料金が同じだった様子ですが、今後は異なる料金が必要となるようですね。
他にはゴルフ宅急便についても値上げされ、宅急便140サイズの適用を廃止して「キャディーバック規格」へ変更します。例えば、関東圏内で配送が行われた場合の送料は2,510円(+320円)となるようです。

ヤマト運輸では年度毎に価格を見直す方針を採っているそうなので、
よく利用される方は今後もよくチェックして行きましょうね。
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