イオン銀行の考察!Myステージと付帯カードが魅力の銀行

銀行

イオングループは全国的に展開している流通企業であり、お買い物で多くの方が利用していますねイオングループは様々な事業を展開しており、銀行業もその1つです。

イオン銀行は手軽に使える銀行で、お得なサービスも提供されています。キャッシュカード付帯のクレジットカードやデビットカードも便利なので、イオンでお得にお買い物をしたい方にもおススメですよ。

今回は、イオン銀行について考察していきましょう。

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イオン銀行の概要

イオン銀行とは、イオングループ傘下の株式会社イオン銀行が提供する銀行のことです。イオン銀行は窓口サービスや自社ATMも提供している他、ネットバンキングも利用可能ですね。

イオン銀行の口座開設は、国内在住で15歳以上且つ中学生ではない方であれば誰でも申込可能です。口座開設は窓口でも可能ですが、インターネットからは簡単且つポイントサイトを利用した申込も可能ですよ。

口座開設時の本人確認をオンラインで行う場合、運転免許証・マイナンバーカード・在留カードを使う場合はスマホ認証のみが可能です。本人確認は画像のアップロードにも対応していますが、その場合は本人確認書類が2点必要となっていますね。

カノケイト
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スマホ認証を行えば翌営業日にはネットバンキングが使える他、

キャッシュカードも簡易書留で届くので受取りが簡単ですよ。

まずは、イオン銀行の基本的なサービスを見ていきましょう。

サービス概要摘要
提供会社イオン銀行
入出金手数料無料イオン銀行ATM
各行毎の手数料詳しくはこちら
会員ステージによる無料回数有り
振込手数料無料イオン銀行口座間
100円+税ネットバンキングによる他行振込
120円+税ATMによる他行振込
ATM現金振込手数料200円+税イオン銀行宛5万円未満
400円+税イオン銀行宛5万円以上
340円+税他行宛5万円未満
500円+税他行宛5万円以上
定額自動入金5契約まで6日又は23日の引落しで5営業日後に入金
Pay-easy
普通預金金利0.2%~会員ステージに応じて上昇
定期預金金利0.25%~0.7%預入期間に応じて変動

イオン銀行は全国のイオンを中心として店舗を展開しており、イオンやその系列店には自社のATMを設置しています。ご近所のスーパーやミニストップ等にもATMが設置されているので、必要であればそちらを活用してくださいね。

カノケイト
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イオン銀行ATMはWAONの設定やチャージ等にも使えるので、

そちらの用途をメインの目的として利用しても良いですね。

イオン銀行の手数料や金利等はぱっと見では分かりにくいですが、ネットバンキングを中心に利用するのであれば全てを覚える必要はありません。サービスも様々なものが提供されていますが、自身で使いやすいものだけを選んでも大丈夫ですよ。

提携ATM

イオン銀行は自社のATM以外でも、提携した他行のATMから入出金を行うことが可能です。メガバンクコンビニATM、地銀や信用金庫等非常に多くのATMに対応していますね。

ただし、提携ATMの中には手数料無料時間が設定されていない場合もあるので注意しましょう。それでも無料で利用したい場合は、イオン銀行が提供する手数料無料サービスを活用してくださいね。

カノケイト
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コンビニの中でもセブン銀行ATMには未対応なので、

セブンイレブンをよくご利用される方は注意しましょう。

ちなみに、イオン銀行では一部イオン銀行店舗に設置されたATMのみで硬貨の出金が可能です。提携ATMで硬貨を出金することや、硬貨の入金には対応していないので覚えておきましょう。

定額自動入金

イオン銀行は定額自動入金サービスに対応しており、他行の自己名義口座から自動で資金を引き入れることが可能です。サービスを利用するにあたって手数料等は一切発生しないので、お買い物等で使う資金を定期的に振り込みたい場合に便利ですよ。

定額自動入金は1万円以上1,000円単位で5件まで申請可能で、他行口座からの引落し日として6日又は23日のどちらかを指定します。指定した口座からは引落し日(休日の場合は翌営業日)に指定金額が引落され、イオン銀行口座には5営業日後に入金されます。

カノケイト
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引落し日や入金日は毎月同じというわけではないので、

引落し日はある程度余裕を持たせた上で設定しましょう。

定額自動入金の引落しに利用可能な銀行は決められていますが、ネット銀行を含めた多くの銀行が対応しています。ほとんどの銀行ではキャッシュカードの発行が利用条件となっていますが、それほど難しい条件ではありませんね。

イオン銀行MYステージ

イオン銀行にはイオン銀行Myステージという会員ランク制度が存在し、口座の利用状況に応じてサービスが優遇されます。イオン銀行を利用する毎に判定用のスコアが溜まり、スコアの点数によって翌々月のステージが決まる仕組みです。

ランクが上がっていくと、普通預金金利や各種手数料の無料回数増加といったサービスが強化されます。全ての対象サービスを満遍なく利用することは難しいですが、いくつかは簡単に達成可能なのでピックアップして見てみましょう。

達成が簡単な取引

  • ネットバンクの契約(30点)
  • 給与または年金の受取り(30点)
  • キャッシュカード付帯のクレジットカード又はデビットカードの発行(10点)
  • イオンカードによる引落し(デビットカード、Jデビットを含む)(10点~100点)
  • キャッシュカード付帯のWAON利用(10点~100点)
  • クレジットカード又はデビットカードのWAONオートチャージ(10点)

キャッシュカード機能付きのブランドカードを発行し、ネットバンキングを利用している場合はそれだけで+40点となります。また、ブランドカードやWAONについては月間1円でも支払いが発生すれば10点追加されるため、ちょっとしたお買い物にカードを使えば簡単にスコアが加算されるのでおススメですよ。

カノケイト
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ブランドカードの利用によるスコアは引落し時の月に加算されるため、

加盟店の決済確定状況によっては加算時期にズレが生じることもあります。

ステージ判定条件

  • 20点以上:ブロンズ
  • 50点以上:シルバー
  • 100点以上:ゴールド
  • 150点以上:プラチナ

ステージ特典

ブロンズシルバーゴールドプラチナ
普通預金金利0.2%0.21%0.22%0.25%
他行ATM手数料
無料回数
月間1回月間2回月間3回月間5回
他行振込手数料
無料回数
月間1回月間3回月間5回

例え最大のプラチナステージでなかったとしても、これだけの特典があれば何かと便利ですね。もしゴールドステージの達成も難しいという場合には、50点以上で達成可能なシルバーステージを狙ってみましょう。

クレジットカードとデビットカード

イオン銀行ではキャッシュカードの他に、キャッシュカード機能を持ったブランドカードの発行も可能です。発行可能なカードとしてはクレジットカードのイオンカードセレクトと、デビットカードのイオン銀行キャッシュ+デビットが提供されています。

どちらもイオンでのお得な特典を持っており、付帯されたWAONへのオートチャージでポイントを得ることも可能です。イオン銀行口座を開設する場合は、こちらのカード特典を目当てにしても良いですね。

キャッシュカード機能が付帯されたカードは2枚を同時に保持することが出来ないので、どちらか一方のみが発行可能です。基本的な機能や特典にあまり変化は無いので、お好きな方を選びましょう。

カノケイト
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VISAデビットカードであればキャッシュカード機能が無く、

そちらとの併用は可能なので必要であれば覚えておきましょう。

それぞれのカードについてはこちらで扱っているので、よろしければ併せてお読みください。

セキュリティ

イオン銀行では様々なセキュリティシステムが稼働しており、口座が不正に操作されないよう対策がされています。ただし、イオン銀行ではユーザー自身による対策も重要です。

イオン銀行では登録メールや口座アプリからワンタイムパスワードも利用可能であり、振込も含めた一部の重要な取引や申請の際は必ずこちらが求められます。他にも送金上限の設定等、もし不正にアクセスされてしまった場合に役立つ設定も活用してくださいね。

もし不正利用に遭ってしまった場合は、イオン銀行ダイレクト規定第27条及びキャッシュカード規定第14条によって補償されます。必要であれば管轄の警察組織に被害届を提出した上で、被害から30日以内に所定の申請を行いましょう。

カノケイト
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カードの盗難や情報流出から2年後の被害は補償されないので、

ネットバンキング等のパスワードは2年置きに変更しましょう。

また、イオン銀行ではネットバンキング用のセキュリティソフト「SaAT Netizen」を無償で提供しています。こちらは他のセキュリティソフトと競合することが無いので、不正利用が不安な方はこちらも活用しましょう。

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イオン銀行の使い方

イオン銀行は銀行そのものより、キャッシュカードの付帯クレジットカードであるイオンカードセレクトの方が有名かもしれませんね。こちらは非常に使い勝手の良いカードなので、こちらを目的にして口座開設される方も多いはずです。

また、同じ機能をもったデビットカードのイオン銀行キャッシュ+デビットもおススメです。こちらはイオンカードとして発行されている珍しいデビットカードであり、特に学生の方が特典を得たい場合には重宝しますよ。

カノケイト
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イオンカードでは毎月10日に還元率が1%となるため、

ANA JCBプリペイドカードのチャージにも便利ですよ。

イオン銀行を銀行として利用するのであれば、イオン銀行Myステージの高ランクを目指してみましょう。ブロンズステージでは他行への無料送金すら不可能なので、シルバーステージの保持は最低限意識してくださいね。

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イオン銀行の注意点

イオン銀行では各種取引にワンタイムパスワードが必要となりますが、もし口座アプリをワンタイムパスワードの取得方法に設定している場合には注意しましょう。機種変更の際にはワンタイム設定の切り替え手続きをしなければなりませんが、アプリ認証への切り替えは2023年10月からセキュリティ上の理由で一時停止されています

また、現在ではイオン銀行のメールアドレス設定も同じ理由で一時停止されていることに加えて、メール認証は携帯キャリアメール・プロバイダメール・Gメール以外は利用出来ないことになっています。そのため、イオン銀行の口座アプリを現在利用している方が機種変更を行った場合、利用状況によっては振込等の取引が一切出来なくなる可能性があるので注意しましょう。

カノケイト
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これからイオン銀行の口座を開設する予定の方であれば、

口座に登録するメールはGメールにすることを強くおススメします。

もしワンタイムパスワードの再設定が不可能な状況が発生してしまった場合は、現在の登録メールから初回ログインパスワードを再発行する必要があります。その初回ログイン設定の際に登録メールの変更・追加が可能となるため、もしお困りの方であればお試しください。

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これからのイオン銀行に期待すること

イオン銀行は使いこなせば便利な銀行ですが、スマホアプリの使い勝手に関してはどうしても気になってしまいます。現在提供しているアプリを全て通帳アプリに統合することで、使い勝手は大きく向上するのではないでしょうか。

また、通帳アプリ内で振込等の操作を完結出来るようにもして欲しいです。ネットバンキングを利用する度にブラウザを開いていては、折角のアプリでも使いにくいですからね。

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まとめ

イオン銀行は利用可能なATMが多く、どこでも使いやすい銀行ですね。Myステージも魅力的で、それによる金利や手数料無料回数の上昇にも目が離せません。

また、イオン銀行と紐付けて発行可能なイオンカードセレクトやイオン銀行キャッシュ+デビットも魅力の1つです。イオン系列のお店を良く利用する方にとっては、非常にお得な銀行でもあるので活用しましょう。

カノケイト
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ここまでご覧いただきありがとうございます。

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