国際ブランドはキャッシュレス決済において中心的な役割を担うサービスですが、最近では海外の会社が日本のコンテンツ業界に対して取引を停止する事例が増えています。これらは日本に対する外交圧力の一種のとも考えられており、世間では海外基準による表現規制の押し付けとして問題視する方も多く存在します。
動画投稿サイトのニコニコでも2024年5月頃にVISAの取扱いが停止されていましたが、今回はこちらに変化があったようです。少々短めな紹介にはなりますが、興味があれば一緒に情報をチェックして行きましょう。
概要

今回取扱うトピックはこちらです。
“【重要】Visaでのニコニコプレミアム会員料金の決済一時停止について“(ニコニコインフォより)
ニコニコは有料会員サービス「ニコニコプレミアム」について、2025年2月21日から会費の支払い方法としてVISAブランドの受付を再開しました。これに併せて、ニコニコチャンネル会員との同時入会でプレミアム料金の初月無料キャンペーンも再開されているようです。
以前は利用可能だった国際ブランドがJCBに限られていましたが、この緩和によって会費がより支払いやすくなるはずです。尚、ニコニコではMastercard・American Express・Diners Clubといったブランドも取引が停止されていますが、こちらの再開時期については未だ不明のままとなっています。

日本独自の決済手段の重要性が明確になった現在、
このままJCBを使い続けるという選択肢も良いと思います。
ニコニコと言えば、最近では成人向けサービス「ニコニコ春画」を廃止したり、某ゲイポルノミームの関連投稿動画を軒並み削除したり等の動きがありましたね。これはあくまで可能性の話でしかありませんが、もしかするとニコニコとVISAの間で何らかの交渉があったのかもしれません。
また、ニコニコでVISAの取扱いが再開されたといっても、ユーザーを増やして収益を上げる方法を模索しなければどちらにしても運営困難に陥ってしまうはずです。これは国際ブランドの取引が停止されるよりずっと前から問題になっていたことなので、ニコニコ運営にはその努力を怠らないようにして欲しいところですね。
コメント