【2025年4月】日本郵便がゆうパック等で小鳥や爬虫類の取扱いを廃止する予定

世間

日本郵便では小包の配送サービスとしてゆうパックを運営していますが、こちらは他社と比較して取扱い可能な物品の幅が広いことが特徴です。代表的なもので言えば「骨壺(勿論、中身入り)」等が送付可能であり、当サイトでも以前その問題点を取扱ったことがありました。

他の例としてゆうパックでは生き物の送付も可能となっていますが、日本郵便では近々この取り扱いが変更される予定となっています。日本郵便内部のちょっとした裏話も少し行うので、興味があれば一緒に情報をチェックして行きましょう。

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概要

今回取扱うトピックはこちらです。

日本郵便では配送サービスにおける動物の取り扱いについて、2025年4月1日から小型鳥類や爬虫類の引受けを不可とする予定であることを発表しました。日本郵便では今までも動物愛護法が定める愛護動物の内哺乳類や大型鳥類の取扱いは出来ませんでしたが、今後はその範囲が広がる様子ですね。

カノケイト
カノケイト

この対象はゆうパックやゆうパケットを始めとした、

日本郵便が取扱う全ての配送サービスです。

期日以降でも取扱い可能な生物としては昆虫や魚介類の他、日本郵便が例示している一覧以外では両生類なども配送出来る様子です。尤も、正直言って日本郵便で生きた動物を送るのは可能でも止めた方が良いと思います。

日本郵便では引受局から配達局へ送付する間に中継局を介し、そこで送り先毎に積み荷をまとめ直すことで輸送コストを削減しています。中継局から配達局へ送付する際には鉄パレットの封を解いて積み直しの作業も行っていますが、ここに大きな問題点が存在します。

ゆうパックを送付する際は基本的にケース等を使わず鉄パレットの中へそのまま積んでいるのですが、一部の中継局では小包の大きさや重量等の個別要素を無視して積み込むことがよくあります。これは増便のコストを嫌ってトラック1台に全ての小包を積み込もうとすることが原因ですが、このせいでゆうパックは破損の危険性が非常に高いので注意が必要です。

カノケイト
カノケイト

上向きの指定すら平気で無視することが多いので、

生き物の配送は尚更信用出来ませんね。

例えば、ゆうパックでは通販か何かで鈴虫が送られることもよくあるのですが、その虫かごが適当に積まれたことで中身がかき混ざっていることが多いです。更には虫かごが積まれた鉄パレットの周辺が土だらけになったり水が付いたりすることで、他の小包が汚損する二次被害も郵便局の陰で発生しています。

日本郵便では動物の配送に関する特殊な取扱いは存在せず、その上で配送中に動物が死亡した場合は責任を負わないとしています。こんな環境で生き物を配送するのは非常に危険としか言えないので、特段の事情が無い限りは他の方法を考えた方が良いでしょうね。

日本郵便は社内での無責任体質が横行する企業でもあり、一度小包を引受けて配送したら後は何があっても知らんぷり、といった局も当たり前に存在します。日本郵便が何でも引受けてトラブルを起こす原因はこのようなところにもあるので、本気で会社を立て直したいのであればこういった根本の体質にもメスを入れて欲しいところです。

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